発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

やまぶき工房

time 2016/12/07

やまぶき工房

やまぶき工房は神奈川県横浜市にあります。
NPO法人Green Windにより運営され、本革製品の製作・販売を行っています。
「精神障害者地域作業所「やまぶき工房」に関わった方々が中心となり、精神障害者への理解を深めながら精神保健福祉の普及啓発に努め、精神障害者の社会復帰・自立支援を促進することを目的に2005年、NPO法人Green Windが設立されました。主に「やまぶき工房」の運営、地域社会との交流、精神保健福祉の勉強会や講演会、会報発行などを行なっています。」
そこは、かわいらしい看板のついたかわいらしい建物でした。
お伺いすると、中には落ち葉がたくさん。
y7
ゾクッとしてしまう虫まで。
この葉っぱも虫も、革で作られたものです。とてもリアル。
やまぶき工房さんの革製品はこのように紹介されています。
「施設利用者の個性と感性を大切にするやまぶき工房は、本革を使った本物志向。」
(1) デザインはオリジナル、完成まで丁寧に
ひとつひとつデザインを考えて、メンバーひとりひとりが丁寧に作業をしていきます。そのため製作に時間はかかりますが、日々、より高い完成度を目指しながら取り組んでいます。
(2) 豊富なカラーバリエーションと無限のデザイン
色彩豊かな製品がやまぶき工房の強みの1つです。染色は20種類、ステッチは12種類と240通りの豊富なカラーバリエーション。そこに100本を超える模様の刻印が加われば、その組み合わせは無限。
(3) すべての製品が”only one”
そのため製品全てが世界にひとつしかないものばかり。普段使いのものが多いので、日々のふとした瞬間に目に入るとふっと心が安らいだり、元気が出たり。そして時間の経過とともに革製品ならではの色の変化も楽しむことができ、毎日の生活に欠かせないマストアイテムになります。
 
道具も見せて頂きながら、作業工程と内容を教えて頂きました。
木槌と打刻印で模様を刻んでいきます。
y5
染料を使った着色
y6
たくさんの打刻印
y8
そうして、こんな綺麗な革製品が作られていきます。
綺麗な刻印、色、艶。
よく出来ていて、革というより細工がされた金属製品のように見えるほどです。
y9
yamabuki_kawas3
また、ご利用者さんが描かれた絵も販売されていきたいとのことでした。
やわらかい素敵な風景の絵です。
y2 y3
やまぶき工房
http://yamabuki-kobo.com/
〒244-0813 横浜市戸塚区舞岡町3438-1
gokounyu_kotira

たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。