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秘密諜報機関が発達障害者の力に目をつける

time 2016/07/30

秘密諜報機関が発達障害者の力に目をつける

モサドは発達障害の人をジェームス・ボンドにしようとしています。
世界でも有名な、そのイスラエルの秘密諜報機関では発達障害の人がもつ優れている能力に目をつけました。

ふだんの生活やコミュニケーションの能力をよくするために心理学者とのミーティングも行いながら、6ヶ月間のトレーニングの後、1年間から3年間エージェントや軍と密接な関係をもって仕事を行います。

この仕事は電話の応対やコーヒーを出したり、コピーをするような仕事ではありません。

この採用プログラムの最初の50名は高い能力を求められました。
例えば、人工衛星が撮影した画像を解読し、疑わしいものがないかを判別したり、イスラエル軍のスパイ技術を使って、膨大なデータから最新の注意を払って必要な情報を記録する仕事です。

パリ第七大学のシャンタル・ルレックス・ダビデ教授は、特殊任務における発達障害の人の能力について研究をしています。

「発達障害の人は、まわりの世界との関係において困難をかかえているため、その分たくさんの注意を払い、ふつうの人とは比べ物にならない画像の記憶をもとにして、ものを詳細に見ることができるのです。」

採用された20歳の発達障害の人はこう言います。

「長い間コンピュータの前にいるのは、難しい時があります。しかし、私たちの安全に貢献できる仕事なので大好きです。この仕事を愛しています。」

発達障害の人を採用するのはベストなことです。それがユニークなものであっても。
イスラエルが必要としたことであり、発達障害の人だからこそ活躍をしている代表事例といえます。

これらは、イスラエルのアリエル大学で30名の高機能自閉症やアスペルガー症候群の学生など特別支援を必要とする学生に公私関係なしのトレーニングを2008年から行ったおかげです。

全ての学生には二人の仲間がつきました。一人は一緒に勉強を学びます。もう一人はルームメイトとなって日常生活を手助けします。

「多くの学生のとって、家から離れて暮らすのは初めての経験でした。まず、生活できなければなりません。」

とアリエル大学のシュメール・シャシャム教授は言います。
この試みは、学生にも家族にとっても満足できる結果となりました。

「物理学部に入学した、ある生徒の親は全く期待をしていませんでした。
家から離れて暮らすことなんて。
というのも、たくさんの困難を抱えていて、多くの医者からも難しいと思われていて、発達障害が原因とみられていた拒食もあったからです。

しかし、その学生の研究は成果を上げました。前途は明るく、これからまもなく仕事にもついて自分の人生を楽しむようになるはずです。」

(出典・画像:west-info.eu

ヨーロッパの福祉関連の情報を伝えるサイトからの記事です。

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