発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の弟といつか話しをすることができるように。僕の願い

time 2019/03/15

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の弟といつか話しをすることができるように。僕の願い

僕の弟、スコットは5歳です。
弟は発達障害です。
弟の障害は見てすぐにはわかりません。
あなたも発達障害の人を知っているかもしれませんが、弟と同じところもあれば違うところもたくさんあるはずです。
k1
僕が弟の発達障害について最初にわかったことは、まわりの人とのコミュニケーションが難しいということです。
トイレに行きたくても、それを伝えることが困難でした。
相手の目を見ることも困難でした。
一人で遊んでいるほうが好きでした。
僕と弟は6歳離れていますが、僕は弟が大好きです。
弟は困難をかかえていますが、僕たちの仲は素晴らしいものです。
k7
弟と一緒に砦を作ったり、おもちゃで遊びます。
弟はすばらしい想像力をもっています。
弟は私の手を握り、行こう!と言って僕を引きずり回します。
弟はよく笑います。
一緒に歌を歌います。
一緒に座って本を見ます。
k3
僕は弟が大好きです。弟も僕が大好きです。
いつも寝る前に弟は僕にそう言うので、よくわかっています。
弟は療育を受け始めました。
学校と療育の施設に通い始めました。
そして弟は大きく変わりました。
k2
今、弟はトイレに行きたいときに大人に伝えることができるようになりました。
自分が何をしたいのかも、多くを伝えることができるようになってきました。
人の名前を覚えるようになりました。
相手の目を見ることもできるようになりました。
今は弟と一緒にいるときには手を繋いでいます。
たいしたことではないように思うかもしれませんが、僕と弟にとってはたいしたことです。
k6
僕の弟は小さな、とても賢い人です。毎日僕たちを驚かせてくれます。
僕の願いはいつか、弟と話しをすることができるようになることです。
一日をどんなふうにすごしたのか、大人になったら何になりたいのかを教えてもらうんです。
僕たちは、弟の幸せを望んでいます。
僕は、弟や発達障害の子どもたちが必要とする助けが得られるように願っています。
僕は子どもたちみんなに、幸せになるチャンスが必要だと思っています。
(出典・画像:カナダCBC
素敵なお兄さんです。
発達障害のうちの子はお話ができません。
なので、きょうだいの子と話をすることもありません。
手を繋がせようとしてもすぐに手を払ってしまうので、きょうだいの子とは手をつなぐこともほとんどありませんでした。
一緒に何かをするということも、これまでにほとんどありません。
それでも、きょうだいの子は大きくなるにつれて、とても優しく気遣ってくれるようになりました。
私がうちの子に怒るようなことがあると、そんなふうに怒ってはいけないときょうだいの子から私が叱られます。
それはとても本当にうれしく思います。ありがとう。
親やきょうだいは発達障害の子から多くのことを学ぶ。博士の手記

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。