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発達障害の人を高給なテストエンジニアとして雇用し自立を支援

time 2019/05/17

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発達障害の人を高給なテストエンジニアとして雇用し自立を支援

米イリノイ州、ハイランドパークの非営利団体は、発達障害の人を高給なテストエンジニアとして雇用し、自立することを助けています。
このアスピリテックの従業員たちは、消費者の手に渡る前にハードウェア、ソフトウェアの不具合を探します。
アスピリテックのテスターであるアラン・ストールはこう言います。
「私たちの仕事は、ウェブサイトやソフトウェア、スマートフォンをテストすることです。」
同じくテスターのライダー・アレンシュタインはこう言います。
「このソフトウェアの開発の要であることをしているんです。」
ストールはこう言います。
「発達障害が何であるか、そして私がそうであることをずっと知らずに長い間生きてきました。」
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アスピリテックの120人の従業員のうち、約90パーセントが高機能自閉症スペクトラム障害です。
アスピリテックのCEO、モシュ・ワイツバーグは、今はここで働く発達障害の息子が大きくなって、この非営利団体を作りました。
「統計によれば、高機能自閉症の人は就業することがとても難しくなっていました。
簡単には障害だとわからないからです。
障害がより重度の人のほうが、仕事を得る機会がありました。」
モシュCEOは、発達障害の人は細かなところに集中できる、信じられないほどの能力を持っていると言います。
しかし、85パーセントの人が就業できていない現実があります。
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アスピリテックは、カウンセラーもスタッフにし、発達障害の人が必要となった場合に感覚を休めることができる環境も整備しています。それらは、集中力の維持と達成を助けるものです。
「多様な人たちと仕事をするには配慮が必要となります。
企業に欠けていたところです。」
そう、モシュCEOが言います。
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アスピリテックでの仕事は時給が15ドル(約1600円)から始まりますが、25ドル(約2700円)にまで増えます。
ここで働く人達の半数以上が、年に6万ドル(約660万円)の給与を受け取っています。
そして、全員にボーナスもあります。
ストールはこう言います
「長い間、私は人の助けを必要としてきました。」
ストールは63歳です。アレンシュタインともう一人の同僚と家を購入しました。
「私はついに、父の家から出ることができるようになったんです。」
そう32歳のアレンシュタインは言います。
アスピリテックの顧客には、チェイス銀行など大企業もいます。
「夢や希望なしに生きることはできません。
ここで働けることは、私に希望をくれます。」
そう、ストールは言います。
アスピリテックの事業は拡大していて、今後数ヶ月で新しく20人を雇用する予定です。
(出典・画像:米CBS Chicago
発達障害の方がもっている能力を発揮できて、相当の収入を得られる。
型にはまろうと努力するよりも、違うことをそのまま活かせる。
こんな就業機会が、日本でも増えてほしいと願います。
採用方法を変更し、発達障害の人を採用してサイバー犯罪に対抗

(チャーリー)

 


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