発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

自閉症の少年は卒業をする前に家族の助けを得て、芝刈りで起業

time 2021/11/08

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の少年は卒業をする前に家族の助けを得て、芝刈りで起業

就職の面接は多くの人にとって緊張するものですが、18歳のタイラー・フォスター=タウトにとっては、この面接はほとんど絶望を意味するものでした。

自閉症スペクトラム障害と社会不安を抱えるタイラーは、初対面の人と話すことに苦労しました。
タイラーは家族の助けを借りて、学校の最終学年に草刈りビジネスを始めることにしました。
7月から、サポートワーカーの助けを借りて芝刈りを始めました。

タイラーの父親であるライアンは、これを始めなければ、息子は働くことができなかっただろうと語ります。

「タイラーは、4回ほど面接を受けましたが、どの仕事にも就けませんでした。
どうしようかと考えたとき、私たちはこう思いました。
自分たちでビジネスを立ち上げよう。
それが当時の唯一の選択肢でした」

タイラーの母親であるリアノンは、息子はコミュニケーションが苦手だと言います。

「でも、息子には何かしてほしいと、一緒にお金を出し合って、息子にトレーラーと機材を買いました。
今では、サポートワーカーの助けを借りて、息子は生計を立てることができるようになりました」

タイラーは、暑い日でも仕事が楽しいと言います。

「最初はちょっと大変だったけど、だんだん人気が出てきて、みんなに知られるようになって成長していくんだ」

今月の卒業を前に、タイラーは他の若者にも起業を勧めています。
卒業を前に、他の若い人たちにも起業を考えてほしいと語ります。

「とにかくやってみること、やってみること、やり続けること」

母親のリアノンは、タイラーはお金を稼ぎ、できる限り自立したいと考えてきたと言います。

「タイラーは、親である私たちに頼ることなく、自分でお金を稼いで自立することを望んでいました。

草刈り機を使い、私はそれを手伝い、サポートワーカーは草刈り機を使った作業を手伝います」

リアノンは、このビジネスはコミュニケーションに不安を抱える人には理想的だと考えていますが、息子のタイラーには挨拶などで、顧客との交流を持つことを勧めています。

「タイラーの自信を高めて、もう少し話せるようになってほしいと願っていますが、
ゆっくりでいいです。
息子へのサポートには本当に感謝しています」

(出典・画像:豪abc

学生であるなら、なおさら起業にチャレンジするのもいいかもしれません。

簡単ではありませんが、その価値はあると思います。

知的障害の女性が自らのアイデアで起業。コーヒー宅配サービス

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。