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知的障害の女性が自らのアイデアで起業。コーヒー宅配サービス

time 2020/07/16

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

知的障害の女性が自らのアイデアで起業。コーヒー宅配サービス

2018年にカーリー・ビショップはオーストラリアのストックランド・シェルハーバーで「カーリーのコーヒクリエ」というコーヒーの宅配ビジネスを立ち上げました。

23歳のカーリーは中度の知的障害をかかえています。
しかし、2017年末から週に3日、コーヒーの宅配ビジネスを試験的にはじめたその情熱を妨げることはありませんでした。

「カーリーのコーヒクリエ」はカーリー自身のアイデアによるものです。
その夢を実現し、今ではより多く自立できるようになりました。

カーリーは人にコーヒーを届けることが大好きだといいます。

「私はいろんな人と話すことが大好きです。
障害をかかえていても社会に貢献できます」

「カーリーのコーヒクリエ」は、注文を受けると地元のコーヒーショップのコーヒーを届けます。
このビジネスはヒットし、自分のほかにすぐに知的障害の女性を一人雇いました。

カーリーの母親のレオニーは、娘の成功に興奮しているといいます。
障害者が自分のビジネスを始めるためのアドバイスとサポートを行う「イグニット・アビリティ・プログラム」を紹介されたことが、その始まりだったといいます。

「はい、そのビジネスはいいですね、という反応だけではありませんでした。
私たちは、こういう支援を行うことができます、と言ってくれました。

チラシを配ることを手伝い、メールでの広告も出してくれました。
積極的に支援してくれる友達のような存在でした。

カーリーの大好きな、人と会うことを活かしてくれて、
お客さんとの良好な関係を構築できるようにしてくれました」

カーリーがますます自信をつけて成長していく姿を見ることは本当に素晴らしいとレオニーはいいます。


母親のレオニーはカーリーとのチームで、障害をもつ若者により多くの機会と経験を提供することを目的にこのビジネスを拡大していくことを計画しています。

プログラムのマネージャーであるダニエル・ブキャナンは、地域社会に貢献する地元の人たちを支援する新しい方法はいつも探しているといいます。

「カーリーが取り組んでいるビジネスは、地元の多くの人に評価されています。
カーリーの成功のためには何でも手伝います。それができることをうれしく思っています」

(出典・画像:豪ILLAWARRA MERCURY)(画像:Facebook

起業されて、雇用するまでになり素晴らしいですね。

こうした起業の成功が日本でも増えたらいいなと願います。

知的障害のある生徒たちが学校でコーヒーを販売し学ぶ機会に

(チャーリー)


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