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話すことができるかわからなかった自閉症の青年が今は歌う

time 2022/08/06

この記事は約 3 分で読めます。

話すことができるかわからなかった自閉症の青年が今は歌う

トレバー・バンバーガーは、インスピレーションが湧くと、寝室でマイクを握ります。
彼の寝室はレコーディングスタジオも兼ねています。

「お気に入りの通りを歩いていると、自分の鼓動を感じるんだ」

パソコンに取り付けたマイクに向かって、歌いつづけます。

「このビートが、今、大きく、大きくなっているんだ」

最新曲「グッド・バイブス」について、「これを聴いたら、踊りたくなる、100万回聴きたくなる、そんな気持ちになってほしい」と語ります。

「歌詞は重要です。
物語全体を描写しているのだから」

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しかし、彼の言葉の裏には、耳で聞いた以上のものがあります。
彼が歌う言葉のひとつひとつが、小さな奇跡のようなものですから。

「私は生まれてすぐに自閉症と診断されました」

トレバーの母親は、息子の寝室から聞こえてくる一節一節に、何か特別なものを感じているようです。

「すごく感動します。
息子は話せるようになるかどうかわからないと言われていたので」

母親のキャリーにとっては、トレバーのすべての曲がヒット曲です。
トレバーは生まれつき、食べ物や液体が食道から胃に入りにくい障害もかかえています。
栄養を摂るには、栄養チューブに頼っています。

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幼い頃、専門家はどれくらい生きられるかについて楽観視していませんでした。
トレバーは1歳になるまでに、6回の手術を受けています。

「まず、18歳まで生きられることが目標でした。
話すことができるかはわかりませんでした。
とても難しい時期が続きました。
もうダメだとも言われたから」

キャリーは涙ぐみながらそう言います。

今、トレバーは20歳になりました。
話すことも完全にできます。

3年前から、トレバーは歌詞を録音し、プロデューサーに送るようになりました。
そして、ネットでも曲を発表するようになりました。

「音楽を聴くたびに、ハッピーになれるように感じました。
音楽があれば、恥ずかしがらずに自分のやりたいことができる。
ただ幸せな気分になれるし、他の人と共有できる何かを与えてくれるからやっています」

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母親のキャリーはこう言います。

「息子は自分の分泌物を飲み込むのが大変なんです。
なので、息子が歌を歌うのは、多くの人はわからないと思いますが、とても難しいことなのです」

トレバーはまた、物憂げな時に自分を表現するためにも音楽を利用するようになりました。
亡くなった祖母を偲び、「ニーナの歌」を書いています。

「夢の中で、あなたがまだ私と一緒にここにいるようにあなたの手を感じています」

そう曲は続きます。

ビリー・ジョエルは「音楽はそれ自体が癒しだ」と言っています。
それは、トレバーの音楽に対する情熱と執念を端的に表現しているのかもしれません。

母親のキャリーはこう言います。

「一番大事なのは、あきらめないことです」

(出典・画像:米WNCT

これからもどんどん歌ってください。

応援しています。

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(チャーリー)

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