ジャック・マクラーグはお化け屋敷が大好きです。
この２０歳の青年は、お化け屋敷に入ることだけを目的にしているわけではありません。
父親のケニーに手伝ってもらって、レビュー動画をYoutubeに投稿しています。
ジャックのレビューは人気があります。
お化け屋敷のテイマン・グレイブヤードを経営しているラス・ムーアはこう語ります。
「私たちのお化け屋敷についてのレビューをジャックにお願いしました。
お化け屋敷に入ると、面白いと言ってくれました。
私たちもとてもうれしいです。」
１５年前に発達障害と診断されたジャックは、お化け屋敷がずっと大好きでした。
ネットでは、お化け屋敷のレビューは他にもあります。
しかし、ジャックのレビューは一味違います。
お化け屋敷のセットや、お化けの役者について細かく分析して、レビューします。
「発達障害であることで、他の人たちとは違って見ることができているようです。
ジャックが大きくなるにつれて、何が他の人と違うのか、発達障害とはどういうものなのか、私はわかってきた気がします。
ジャックは成長してきました。」
そう父親のケニーは言います。
「お化け屋敷は、本当に大好きです。」
そうジャックは言います。
１０歳のときに初めて、お化け屋敷に入りました。
それ以来、お化け屋敷から逃げ出てきた人たちに、自分が入れるものかたずねるようになりました。
そして、人とやりとりをすることができるようになりました。
大きくなって、お化け屋敷の体験を動画にすることを思い立ちました。
ビデオにとってほしいと父親へお願いをするようになりました。
「お化け屋敷の多くは、中の秘密をばらしてしまうことを許すはずがありません。
なので、中を撮影するのは無理であることをジャックには伝えて、
ジャックが体験したことを話す動画を撮影することにしました。
今、息子はとても楽しんで、やっています。」
そう父親のケニーは言います。
最近はお化け屋敷の方から、ジャックにレビュー依頼が来るようになりました。
今シーズンは１３のお化け屋敷をレビューしました。
ジャックがその中でも気に入ったのは、米テキサス州オースチンにあった「苦しみの家」でした。
父親のケニーは、ジャックがレビュー動画を見てくれている人たちに動画の中で感謝をしめしていたことに本当にうれしくなりました。
「ジャックの動画で、発達障害についての理解も進むと思います。
そして、ジャックのことを大好きな趣味をもっている、違いはない青年として見てくれるはずです。」
（出典：米DALLASNEWS）（画像：Youtube）
動画の演出も、なかなか怖い感じになっています。
親子でこんなに面白い素敵なことができて素晴らしいですね。
お化け屋敷レビュー、ますます人気が出そうです。
発達障害の子がジェットコースターで変わる
（チャーリー）
