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発達障害児が視線を合わせ表情を学ぶゲーム

time 2016/08/26

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発達障害児が視線を合わせ表情を学ぶゲーム

目の動きはコミュニケーションにおいて重要な役割をもっていて、まわりの人たちとの関係にも影響を与えます。
発達障害の子どもたちには、アイコンタクトはとてもむずかしいことのひとつです。
ペンシルバニア州立大学の発達神経科学研究所の心理学の助教のスージー・シャーフと研究チームが、発達障害の若者が視線をあわせることができるようになるための研究を行います。
米国立衛生研究所の助成金により、今後5年間研究がなされます。
人の顔を見ないのは、発達障害を示す行動として早い段階で現れて、その後ずっと続くとシャーフは言います。
「発達障害の方はコミュニケーションを行うことに苦労をします。表情を表したり、人の気持ちなどが表れている目の動きなどを理解することが困難なのです。
このような難しさから、発達障害の多くの方はまわりとのやりとりに困難をかかえています。」
この研究プロジェクトでは、10歳から18歳までを対象とし、コンピュータゲームを使って人の表情がわかるようになることを助けます。
「これまでの療法は、ごほうびによるやり方でした。療法士が何をするのかを伝え、それができるとそのたびに発達障害の方が褒められる。というやり方です。
今回の研究では、実際の社会と同じものになります。ほめられることはなく、学習は進んで行きます。発達障害の方が自分で選択をし、自分自身で発見していきます。そのことによって、力強く、我慢ができるようになっていきます。」
このコンピュータゲームは、モチベーションを上げる理論にもとづいたものになっていて、発達障害の方が小説の世界の中で難しい謎を解決していきます。
プレイヤーは、バットマンの「ゴッサム・シティ」のような街にある地下迷路の中で犯罪の調査を行う探偵になります。
ゲームの中のミッションで、プレイヤーは迷路の中で、出会うキャラクターから、言葉に頼らずに悪いやつを捕まえるための情報を引き出していきます。
最初のレベルでは、出てくるキャラクターは大きな身振りなどをしていて謎解きの手助けをしてくれます。
レベルが上がっていくにつれて、微妙な表情や視線の変化を理解していく必要が出てきます。
このゲームはインターネットにつながるデバイスであれば、どれでも遊ぶことができます。
そのため、近いうちに、家でも遊べるようになります。
この研究プロジェクトの次の段階では、新しい60人の発達障害の方が参加するものになります。
最初の段階から参加した方と、新しく参加した方を対象に、アイトラッキング技術を使って人の顔を見ることや視線の使い方に変化があったかを調査します。
若い人を対象としているのには理由があるとシャーフは言います。そのくらいの年齢の頃は、発達をしていく中で、柔軟なためです。
「そのくらいの年齢の頃に、脳などの体の一部は変化することがわかっています。
なので、実世界での社会的なふるまい方や表情の作り方も、再調整できるはずと考えています。
新しい取り組みが、発達障害の方の行動を少し変えたり、発達障害の方が自立していくのに役立つものになることを願っています。」
シャーフは、ペンシルバニア州立大学の社会科学研究所の37名からなるチームだけでなく、教育ゲーム団体、子ども学習センターの支援も受けています。
(出典・画像:米ペンシルバニア州立大学
 
発達障害の方がきちんと学べるようにしたアドベンチャーゲームですね。
きちんとしたものになるのかはこれからですが、面白そうです。
子どものころに遊んだ、昔のアドベンチャーゲームはとても楽しかったのですが、理不尽な謎ばかりでした。(攻略本を見たりしないと絶対わからないような)
これも面白くて、ためになるゲームになるとよいです。
NIH(米国立衛生研究所)から5年間分の研究費助成が出ているのはとても心強いですね。
表情を読み取るのを支援するテクノロジーの開発も進んでいます。
発達障害児向け 表情読み取りめがね

(チャーリー)

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