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自閉症の息子は仕事を始めて4年が経った。本当に誇らしい

time 2021/03/15

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

自閉症の息子は仕事を始めて4年が経った。本当に誇らしい

スーパーのパブリックスで、20歳のノア・リスルは週に数日、食料品を袋詰めしたり、カートを集めたり、店内でさまざまな仕事をしている姿を見せてくれます。

ノアは最近ここで働いて、4年を迎えることになりました。
あるSNSへの投稿がきっかけでノアは注目を浴びています。

ノアの父親、マイケルはこう書き込みました。

「息子はよくやりました!」

それが話題になりました。

「パブリックススーパーで働いて、息子は4年を迎えました。
本当に誇りに思います。

息子は働くことで多くのことを学びました。
初めての仕事で新しいスキルを身につけ、自信を深めました。

私の息子は自閉症でしたが、細身の愉快な人です。
私の息子が自閉症であることは、その体型や性格とおなじように息子の一部です」

その書き込みに、30万以上のいいねがつきました。

父親のマイケルは、この投稿がここまで注目されるとは思っていませんでした。

「私たちと同じような状況にある人たちから、たくさんのメッセージをもらいました。
子どもが成人になるための心配をしていて、自分たちに何が起こるのかよくわからないという人たちです」

この4年間はどうだったかと聞かれると、ノアは「最高だよ」と答えます。
仕事で一番好きなことは、袋詰めをすることと、お客様と話すことだそうです。
母親のジェニファーは、息子のノアにとっては、社会的な交流ができることが重要だと言います。

「息子は、袋詰めをしてお客さまをお見送りするときに、お客さまと話すことをとても楽しんでいます。
自閉症というレッテルを貼られているにもかかわらず、社交的であるというのは変わっていますよね」

ノアはこの仕事に就くために4回面接を受けました。
4年経った今でも、仕事に行って新しい人に会うのが楽しいと言います。

もっと積極的に人と接して、「調子はどうですか?」そう声をもっとかけられるようになりたいとノアは言います。

ノアの両親は、他の障害を持つ子どもや大人を雇用することについて、多くの人にたくさん話しをしてほしいと考えています。

「息子のノアが初めての仕事を始めて4年経ちました。
とても誇りに思っています。

障がい者を受け入れるだけではなく、障がい者が自分の強みを発揮できるような仕事内容や働き方を考え、配慮することは大切なことだと思います」

ノアと両親は、4年間ノアを大切にしてくれたお客さんにもとても感謝しています。

(出典・画像:米wistv

4年間お疲れさまでした。これからもますます続けていかれることを願っています。

ご本人にも本当に自信もつく素晴らしい期間だっただろうと察します。

誇らしい気持ちもよくわかります。

知的障害者への就業支援でマクドナルドの人気店員に。32年働く

(チャーリー)


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