発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

花が簡単にしてくれる。自閉症をかかえる青年が花栽培で活躍

time 2021/04/20

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

花が簡単にしてくれる。自閉症をかかえる青年が花栽培で活躍

24歳のライミー・ソレンセンは、自閉症とてんかんをかかえていても、自分を見失うことはありません。
ライミーは、母親のレベッカと共同で設立した「ブロウサム・ファーム」で農業の仕事をしています。

ライミーが通う学校が閉鎖してかた、母親のレベッカがこの場所を作りました。

「ソーシャルワーカーとして、またライミーの母親として、私にとって本当に重要なことは、
ライミーが本当に得意なこと、そして彼のスキルをアピールできること、自閉症の人たちの代表としてコミュニティに貢献できることを見つけることでした」

ライミーは、ソーシャル・ケア・ファーマーのローレン・ブライスとこの農場を運営しています。

「ライミーには、花の種類、収穫の段階、植え方、間隔などを教えてきました。
何年経っても忘れることがないので、改めて教える必要はありません」

ソーシャル・ケア・ファームでは、目的を持って仕事に取り組み、理解を示し、人とのつながりを築いて成長を促すための方法として農業を活用しています。
母親のレベッカはこう言います。

「私たちがコミュニティと共有しようとしているメッセージは、
誰かが障害を持っているからといって、その人が世界に貢献できる美しいものを持っていないということではないということです」

ライミーは、介護をするローレンと一緒に農場で暮らしています。
最終的にはもう一人、自閉症の人に同居してもらい、農場で働きながら一緒に自立した生活を送ることを目標にしています。

「まず発芽室をチェックして、温室に移動して、そこにある植物と外にある植物に水をやり、それからライミーがたいてい花用のバケツを用意してくれます」

母親のレベッカは、花は友情とコミュニケーションの架け橋になるといいます。

ライミーにとって花が、いつもはとても困難なことも簡単にしてくれます。

「障がいがあるといっても、適切なサポートがあれば、一生懸命努力して素晴らしい活躍ができるんです」

そうレベッカは言います。

ブロウサム・ファームでは75種類以上の花を取り揃え、カスタムメイドのフラワーアレンジメントも制作しています。

(出典・画像:米SPECTRUM NEWS1

素晴らしい活躍ができる。

私もそう思います。

そして私は勇気ももらいます。

発達障害の人たちは農園で働いて野菜だけでなく自分たちも育てる

(チャーリー)

たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから


最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。