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「興味を持っていることを探して」発達障害の子を育てた母から

time 2021/04/30

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

「興味を持っていることを探して」発達障害の子を育てた母から

ドナ・ジャーニーは息子のベンが2歳のときに発達障害の自閉症と診断されたとき、最初は絶望したといいます。

その前から、ベンが自分や夫と目を合わせるのを嫌がり、話そうとしても顔を押しのけてしまうことが多くなり、心配していました。

「自分の子どもとコミュニケーションがとれないとわかると、とてもショックでした」

現在、ベンは26歳になり、家族でやっている旅回りのゴスペル・ミュージック・グループの一員として、ピアノやギターを演奏し、ときには歌も歌っています。

思い返せば、ベンは幼い頃から音楽が好きだったとドナは言います。

「私たちが店に行くと、音楽的なものは何でも手に取って欲しがりました」

ある日曜日の朝、教会の友人がベンにステージで一緒にギターを弾いてもらおうと提案したときに、ドナは夢がかなうとわかりました。

「それは、私に衝撃を与えました。
もし息子のベンが彼らと一緒にできるなら、私もあなたと一緒にできるわ!」

その日以来、ドナとベンたちは東海岸のあちこちでショーを行い、クルーズ船でもパフォーマンスを行っています。

しかし多くの家族がそうであるように、新型コロナウィルスの感染拡大は彼らの計画を大きく変えました。

自閉症スペクトラムの人たちにとって、日常生活の予期せぬ変化は大きく困難なものとなります。

「キャンセルになるたびに、ベンは床に座り込んで泣いていました。
哀れなものでした。ベンの世界は崩壊してしまいました」

その後、Facebookでのライブや新曲の制作などを経て、現在ではワクチン接種も完了し、パフォーマンスも再開しました。
将来に向けての期待も高まっています。

ドナはベンのような子どもたちと家族についてこういいます。

「子どもたちの多くは、あなたの言うことをすべて理解しています。
なので、子どもたちの周りで、子どもたちのことを傷つけるようなことを言えば、それを知ります。

だから、発言には気をつけてください。
子どもたちの家族と仲良くしてください。家族が何を経験しているのか、あなたにはわからないのですから」

ベンのような子をもと家族にはこうアドバイスします。

「小さな頃から、子どもが興味を持っていることを探してください。
それができれば、子どもはあなたを驚かせてくれるはずです」

(出典・画像:米wxii12

うちの子も音楽は大好きです。

最近のお気に入りは、ちと古いですが、エレクトリック・ライト・オーケストラの「ミスター・ブルー・スカイ」

ノリノリです。

今は、家族みんなこの曲がお気に入りです。

発達障害の息子と私たち家族の生活をビートルズが変えてくれた

(チャーリー)


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