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スキューバダイミングで自閉症の息子が話せるまでになった

time 2021/07/25

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

スキューバダイミングで自閉症の息子が話せるまでになった

ジャクソン・ボセルマンは、一見すると普通の7歳の男の子のように見えます。
しかし、これまでの彼の旅は普通ではありませんでした。

「最初に診断を受けたとき、私たちはただ心を痛めていました。
毎日のケアに加えて40時間のサービスを受けなければならず、どうすればいいのかわかりませんでした」

ジャクソンの母親のマルセラはそう言います。

ジャクソンは、2歳のときに自閉症と診断されました。
ジャクソンの元セラピスト、リサ・クーベルカはこう言います。

「ジャクソンはあまりうまく遊べず、話もしませんでした。
彼はコミュニケーション能力がなく、そのことに苛立っていました。
自分が何を望んでいるかを人に伝えることは本当に難しく、母親はどうやって彼を助けたらいいのか悩んでいました」

母親のマルセラは、長年の友人であるダン・ジョンソンがオーナーを務める「ラブ・パーク・スキューバ」でパートタイムの仕事をする、スキューバダイビングのインストラクターです。
マルセラは、ジャクソンにスキューバを体験させることにしました。

ジャクソンが水に慣れ、スキューバダイビングにも慣れてくると、あっという間に大好きになりました。
ジャクソンにとって楽しいだけではありません。

スキューバダイビングを始めて間もなく、母親のマルセラは別のことにも気付きました。
ジャクソンのコミュニケーション能力が飛躍的に向上したのです。

「息子が話し始めたんです。
セラピストは、3語の文を話すようになったのは素晴らしいことだと言っていました。
今では、息子が話し始めて快適になると、途切れることなくおしゃべりをしています。
少し、静かにしてと言わなければならないこともあるくらいです」

ジャクソンは3歳の頃からスキューバダイビングを初めて、今は週に2〜3回、ラブ・パーク・スキューバに通っています。

「潜るのが好きなんだ。すごく楽しいよ!
ママやみんなと一緒にスキューバダイビングをするのが大好きなんだ」

なぜスキューバ・ダイビングがジャクソンのコミュニケーション能力の向上に役に立ったのでしょうか?
また、他の水遊びでも、他の障害のある子どもたちの助けになるのでしょうか?

「障害のある子どもたちと水泳、特にイルカと一緒に泳ぐことなどについて、多くの研究がなされています。
水によって、より自由に、よりオープンにコミュニケーションをとり、よりオープンに活動できるようになれるのだと思います」

セラピーとスキューバダイビングで大きく成長したジャクソンは、幼稚園の先生もジャクソンが自閉症であるとは知らなかったくらいです。

「先生は息子が卒業するときに、ファイルに書かれているのを見て、息子が自閉症であることを知りました。
驚きました」

(出典・画像:米WREX

うちの子も小さな頃から水が大好きです。

大きくなった今では、昔ほど水に入れる機会がありません。

うちの子もこんなふうに潜ったら、笑顔で一杯になるはずです。

自閉症の子を溺死からを守るために行われている安全プログラム

(チャーリー)


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