スラド
福祉作業所の手作り品をネットで販売するサイト
で取り上げて頂いていました。
誰でもコメントが書き込めるサイトですので、厳しいことが多く書かれているかと思いきや、
現実的で建設的なことが多く書かれていました。参考にも励みにもなります。
いつくか抜粋してこちらにも掲載させて頂きます。
(チャーリー)
「障害者の社会参加を本気で狙うのであればビジネスモデルから真剣に構築していくべきだと思うんだよね。
機械で処理すればあっという間に済む作業をわざわざ非効率や低品質な方法で取り組んでそれを”授産事業”と称して福祉扱いしているのは、福祉事業を冒涜しているし障害者の自立に資しているとは思えないし。できる作業や業務が限られるにしても、それを市場に出すなら競争にさらされるわけで、有意な価値のある産品でなければ市場価値はないし産業とは呼べないよね。
消費者のお情けに頼るだけなら、障害者年金だけで食っていけるようにすりゃいい。
無意味な”産業”で無駄に労力や時間を費やすよりも、自由闊達にアートや自己表現でもしたほうがよっぽど生産的だと思う」
■授産施設に仕事を出してます。
機械化したり海外発注するにはロットが少なすぎる、かと言って健常者がやるには付加価値が低すぎて金額が合わない、という案件で助かってます。
■授産施設のクッキーとか、美味しいんだよねぇ。
ちょっとえぐい話だけど、たぶん、福祉事業として補助がはいって人件費が低い分、材料費にお金をかけてるんじゃないかな。
■でも人間にはやりがいや達成感や目標も必要なんだよ。
お金で買えない部分や健常者と違うから自立投資へのリターンと考えると少し難しいかもしれないけど。
■社会全体で見ると福祉作業所があるほうがのコストは下がると思うぞ。
というのは福祉作業所が無いと、障害者は自宅に居るしかなく、
仕事も無く賃金ゼロで親は介助しないとならず親の仕事にマイナスが生じる。
福祉手当を貰うだけだが福祉作業所に集めれば、親の負担も減るし、わずかだが賃金も得られて
福祉手当が削減できるケースもある。
職業訓練にもなるし、やりがい等の精神面のメリットもある。
■障害者なめすぎてるよね
以前取引のあるところにいたから見てるけど
かなりの戦力だよ
機械では出来ない作業も黙々とこなしてるよ
■いまは普通に生活出来てても、事件や事故、病気で脳に障害が生じる場合だってあるんだよね。その他に肉体的に障害を抱えることだってあるわけだし。
そうした場合でも出来る仕事があればなんらかの生きる道が見えるかも知れない。治らないまま一生を過ごすかも知れないけど、何かしらやっていれば復帰できる可能性もあるわけだし。
障害者が働ける場所を確保し続けるってのは、そうした場合のセーフティーネットにもなるので他人事でもないなぁと思った。