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いじめをなくしに学校に来るスパイダーマン

time 2017/02/09

この記事は約 4 分で読めます。

いじめをなくしに学校に来るスパイダーマン

毎日ではありませんが、スパイダーマンが教室に現れます。
米ピッツバーグのフットヒル小学校の月曜日に現れました。

1,2年生の子どもたちが、リッキー・メナが設立した「ハート・オブ・ヒーロー」か来てくることを楽しみにしています。
ふだん、リッキーはスーパーヒーローの格好をして、入院している子どもたちを訪問しています。

今回の小学校への訪問では、マーベルヒーローの格好をして、お互いに違うことを尊重し、親切にすることを教えます。

いじめをなくそうというメッセージは、あたらしいものではありません。
学校やネットでも繰り返し言われてきたことだと、リッキーは言います。

入院していた子どもたちの多くが、学校に戻ると、見た目が変わったことに注目をされます。
教室に戻ってきたら、祝福されるべきなのに、辛い目にあってしまうのです。

「私は、この問題の根本を解消したいのです。

たくさんの子どもたちが、学校に戻った時に、髪の毛がなくなっていたり、車椅子に乗っていたり、見た目が変わっていると、からかわれたりするのです。

それは、本当に辛いものになります。

そして、学校に行くのもいやになってしまいます。」

リッキーは、キャリアをすて自分の時間を非営利活動にささげています。

小学校の教室では、リッキーが会ってきた、入院している子どもたちについて話します。
そして、入院している子どもたちが直面する問題や、戻ってきた子どもを迎える方法なども話します。

「お互いを尊重し、親切にするのは、もっとも大事なことなのです。」

米国教育省の調査では、いじめは2005年から減少しています。

しかし、全米で毎年数百万人の子どもたちにとって、ずっと続く問題です。
全米の調査では、20%の子どもがいじめを経験しています。
カリフォルニア州では33%です。

LGBTや人種、障害によって、いじめの対象とされることが最も多いという報告がされています。

リッキーはこの事実を意識して、病院や小学校を訪れています。

2014年から、リッキーはハート・オブ・ヒーローの活動を始めました。
これまでに、たくさんの州でスパイダーマンの格好をして、7000人以上の子どもたちのところへ訪問しています。

この非営利活動は、多くは寄附により行われています。余裕はありません。

「ただ、好きなのでやっています。
子どもたちの顔が見たいんです。」

小学校に現れたのは、ニナ・クロスランド校長からの依頼によるものです。
この小学校では、いじめが起きているわけではありませんが、ハート・オブ・ヒーローに来てほしい理由がありました。

発達障害の子が、教室の友だちと口論になって、けんかになったと言います。

「障害のある子に対して、けんかをした子どもが2人いました。

いじめについて、話を聴いてよく理解をして欲しいと思い、いじめについての話を聞かせてくれるハート・オブ・ヒーロに依頼をしました。

もし、だれかが嫌なことをしてきても、同じようにやり返してはいけません。
みんな、それぞれ違うのです。

嫌なことをした子どもは、友だちの作り方がわからなかっただけなのです。

みんな、それぞれ違うことを知るのは、本当に大事なことなのです。」
発達障害者支援団体のインタラクティブ・オーティズム・ネットワークの研究では、発達障害の子どもの63%が学校でいじめにあっているという報告がされています。
「発達障害の子どもは、いじめにあいやすいのです。」

その研究結果から、団体のディレクターであるポール・ローが言います。

「つらい経験をすることで、すでにたくさんの困難をかかえていた子どもたちが、完全に立ち行かなくなってしまうのです。」

校長のクロスランドは、子どもたちの間で暴力はめったに目にすることはないと言います。

しかし、学校が、誰もがみんなが気持ちよく過ごせる場所になるように、ずっと取り組んでいきたいと言います。

「みんなが安心して過ごせる場所にしたいのです。

私たちはみんな、それぞれを守ります。」

リッキーは、3年生の教室でも、スパイダーマンのスーツを脱いで、話をすることになりました。

リッキーは学年が上がった生徒には、スーパーヒーローと生徒という関係よりも、人と人という関係で話をしたほうがよいことを知っているためです。

そうして、4年生、5年生とも話をします。
リッキーが言います。

「ずっとこの活動ができることを願っています。
このような活動をして、私も人と違っているのが楽しいんです。
私にとっても、大事な時間です。」

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(出典・画像:米NBC Los Angels

人はそれぞれ違って当たり前。

いじめは絶対に許しません。

そんなことがない社会、少なくとも、そんなことがない学校にはしたいものです。

とはいえ、今は、障害がない子たちの間でも、それがあるのが現実で、

そんな中に障害のある子を入れるのは心配で、難しいと感じてしまうのは当然です。

そのためにこういう行動をする親も多くいます。

インクルーシブ教育がつらい親子も多い現実

(チャーリー)

 

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