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発達障害の娘の母が自分も反省しお願いする

time 2017/10/28

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発達障害の娘の母が自分も反省しお願いする

発達障害の少年の母親として、エイドリアン・ウッズは目に見えない障害をもつ子の生活がどんなものかよくわかっています。
エイドリアンには4人の子がいます。3歳のエイモスは発達障害です。
ハロウィンで子どもちにお菓子をくれる人たちに向けて伝えていることがあります。
「私の息子に、トリック・オア・トリートと無理に言わせないでください。」
カードを作るまでは、エイドリアンは息子のエイモスがトリック・オア・トリートと言えないことを説明しなければなりませんでした。
「私も、このカードを好きになりたかったんです。
きれいなデザインで、子どもの情報を書き込めるようになっています。
衣装につけたりして、トリック・オア・トリートを言う代わりになるものです。
しかし今、私はこのカードについて悩んでいます。」

そう母親のエイドリアンはFacebookに投稿しています。
「3歳の子どもがそんなカードを見せなければならないのでしょうか?
私たちがレストランに行ったり、教会が公園に行ったりしたときのことを考えてみてください。
みんなオープンな気持ちになっています。
そこでは、みんな親切な気持ちになっていて、発達障害の子であっても厳しい目で見られるこあまりなく、カードなんて必要はありません。」
エイドリアンは、ハロウィンで訪れてきた子どもたちへ、自分がしてきたこれまでの対応を悪く思っています。
「やってきた子どもたちに、トリック・オア・トリートと言わせたり、している格好について質問をしたりしていました。
そうした行動が、子どもの親たちを心配させることにつながっていると思うのです。
まず、私はただ親切にして、出迎えるだけでよかったのです。
そうして、こうしたカードをもらったら、話しかければいいのです。」

ハロウィンの子どもたちを向かえる全ての家に向けて、エイドリアンは、息子のエイモスのカードにお願いを記しています。
「話しかけてみてください。
そして、子どもの格好を見てたのしんでください。
どんな子どもなのかは、カードに書かれたメッセージだけではわからないからです。
やりとりをすることで、気持ちがつながります。」
障害があるため、エイモスは他の子どもと同じようにトリック・オア・トリートと言うことができません。だからといって、カードを使って無理にお願いをするものではありません。
母親のエイドリアンはこう言います。
「親切。これが大事です。
無理に、トリック・オア・トリートと言わせるようなことはしないこと。
格好が少し変でも気にしないこと。
ただトリック・オア・トリートの行動に対して、微笑んで、友だちになればいいのです。
みんなが、そうなったらカードなんて必要もなくなります。」

幸運なことに昨年のハロウィンでは、エイモスは問題なく家を回ってお菓子をもらうことができました。
今年のハロウィンでは、発達障害について理解してもらう機会にしたいとエイドリアンは考えています。
「お菓子を上げる側としても、目に見えない障害のある子どもたちを困らせないように行動します。
みんなが、親切になることを思い出す、そんな例になりたいと思います。」
(出典・画像:米cafemom

話しかけたほうがいい人、話しかけないほうがいい人、目を見たほうがいい人、目を見ないほうがいい人、
本当に、人それぞれです。
うちの子どもが通う特別支援学校の子どもたちや、福祉作業所でご利用者さんに会うとよく思います。
簡単でなかったりしますが、それぞれにあったやり方で、少しでもお互い笑顔になれると本当にうれしいです。
動画を公開して残酷と言われた母親の真意

(チャーリー)


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