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動画を公開して残酷と言われた母親の真意

time 2016/10/22

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動画を公開して残酷と言われた母親の真意

強迫性障害の3歳の息子の動画を投稿した母親が残酷だと非難されています。
39歳のアンドレア・ランスフォードと家族はイスラエルに住んでいます。
動画に映っている息子、ラファエルは発達障害です。強迫性障害もあります。
動画では、チョコレートプリンを食べようとしてかんしゃくを起こしています。

動画の中では、ラファエルがプリンのふたの一部が容器に残っていて、まだふたが開いていないと繰り返し言っています。

3人のアメリカ人の母親はそこで、不愉快な笑い声が聞こえると言っています。

4分ほど母親とやりとりをして、まだふたの一部がついたままですが、息子のラファエルはプリンをスプーンで食べ始めます。

ここで、ふたの一部をとってやらずにラファエルを怒らせていることを非難している人もいます。

2回、母親はプリンのふたが開いていることをしめすために、指をプリンの中に入れます。
2回ともラファエルはその母親の指を舐めてしまいます。もう指を入れないでと言いながら。

Youtubeにはこう書き込まれています。

「子どもの頃は自分もこうでした。いつもこうやって、できるようにしているんでしょうね。
きっと山あり、谷ありの苦労があると思います。

しかし、このやりかたは残酷だと思います。」

「この可哀想な子どもには、精神的な病があると思わずにはいられません。
その子どもには、あまり考えすぎないように言ってやってください。
病気と診断されているなら、悩ませるようなことはしないでやってください。

自殺してしまうかもしれません。」

母親のアンドレアはこうした書き込みに対して、返信しました。

「恐れ入りますが、あなたがたは間違っています。
これは、強迫性障害への対応方法なのです。」

障害をもつサラ・ストーンはこの動画公開はよいことではないと言います。

「母親がわざと息子をパニックにさせています。
ひとたび公開してしまえば、息子さんにとっても消えないものとなってしまいます。
動画を撮ってネットに公開する前に、息子さんの今後の人生よく考えるべきです。」

一方、アンドレアの息子へのやり方を讃える人たちもいます。

「そのままでいると、ずっとそのままです。
強迫性障害に対する効果的な療法は、その人と心配になることをきちんと向き合わせることです。
うまくやりました!」

「お母さん上手!素晴らしいやりかたです。自分も自分の強迫性障害に対してこうやっています。」

「ものごとと、きちんと向きあうことで、普通になれます。」

アスペルガー症候群で強迫性人格障害でもある21歳のラリッサ・ゲインもこう言います。

「母親は、息子さんにそれに支配される必要がないことを教えようとしています。
そして、考えを切り替えることができたら、その問題を解決できることも教えようとしているのです。」

アンドレアは、息子のラファエルに、人に伝えたい強迫性障害の症状が現れたら動画にとって公開しようと決めていたと言います。

「他の親たちにも、孤独ではないと知ってほしかったのです。

そして、こうした障害をもつ子どもの親たちの助けになるヒントになればと思ったのです。

強迫性障害は、きちんとすれば、対応することができるのです。

強迫性障害について理解できていない親がたくさんいます。

そして、対応していません。

何もしないことは、子どもを傷つけることにもなるのです。」

アンドレアは多くの人の声を聞けることはうれしいと言います。
しかし、非難されるのはつらいとも言います。

「もちろん、悪い母親とか、モンスターとか言われたくありません。」

強い批判があるのは、まだ理解が広くされていないためだと言いいます。

「実際、多くの人は精神的な疾患について理解していません。

多くの人に正しい理解をしてほしいと願っています。

目に見えない疾患は多くの人に誤解されてしまうのです。」

息子のラファエルは昨年、複数の医師によるチームによって発達障害、強迫性障害があると診断されました。

その後、「強迫症解決方法」というテレビ番組を見て、ビデオを利用した療法を知りました。

「息子が恐れていることに向かい合い、恐れている原因を明らかにできるような療法を探していました。

それが見つかれば、息子は打ち勝って、全てのものごとは完全なものではなくて、人生の全てがコントロールできるものでもないことを理解できると考えました。

この療法で、息子は打ち勝つための大きな自信をつけました。
1日の間にでも何度も出てくるこの症状があるたびに、息子にそのようにさせてきました。」

この動画は37万回以上再生されました。

 

息子のラファエルが「ふたを開けてって言ってるでしょ。」とすでにふたは開いているプリンを指差すところから始まります。

母親は息子に何度も、ふたは既に開けて、今ふたが開いていることを何度も言って、見せます。

しかし、息子は開いていないと怒ります。

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「これはもう開いているよ。見て。開いているよ。チョコレートプリンが入ってるよ。」

しかし息子は、空いていないと言い続けます。
プリンの容器のふちについた、剥がれなかったふたの一部を指で指します。

「ここを見て、空いてないよ。」

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母親は息子に、母親がそれを取って欲しいのかをたずねます。
「そうだよ。」

しかし、母親は続けます。
「もう完全に開いてるよ。ほら、食べれるよ。」

息子
「まだ空いてない。ここが閉まってる。」

母親
「いいえ、違う。見て。」
指をプリンの中に入れます。

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怒って息子は言います。
「とらないで!」

そして、ペロッと母親のその指を舐めてしまいます。

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笑いながら母親は言います。
「ほら、開いている。開いてなかったら、指にとれないよ。」

息子は怒りながら、
「もうチョコレートプリンに指いれないで!」

剥がれなかったふたの一部をつつきながら、息子にふたは開いていることを見せて、母親はもう一度指を入れます。

すると、また指をぺろり。
「もう、指いれないでよ!」

最後には、息子はプリンを持って、椅子に座って
「ふた開けてよ。」

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母親はまたそれを断って、
「開けません。本当に開いていなかったら、食べれなかったでしょ。
もう開いているよ。開いてるの。
だから、スプーンで食べれるよ。
そんな小さなふたの切れはし、関係ないでしょ。」

息子は答えます。
「そうだ、気にしないようにしなきゃ。はい。食べるよ。」

ついにスプーンで食べ始めます。

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母親が言います。
「そう、気にしないで。
チョコレートプリンを食べて。
そんな、ふたの切れはし、気にしない。」

息子の注意は、ディスプレイに映るミニオンに移りました。

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(出典・画像:英Mail Onine

(画像はYoutubeから)

 

正しいと思って言うことが、的外れで、害悪になる場合もあります。

この母親は子どものことを深く考えて、明確な意志をもって行いました。

それも自分の子どもだけではなく、他のそういった子どもや親たちのために行いました。

 

全てが正しいとわかってやっているわけではありません。

わからないことがむしろ多いですが、その結果までを含めて責任をとるのが親です。

そういった目でみたり、言う前に少し気にしてほしいです。

だからと言って、親が他の人からの声を聞かないようになったら、きっと子どもによくないことになると思います。

人の声に寛容でもなければなりません。

 

こちらの動画も大人気になりました。

発達障害のスリラー少年がネットで話題

(チャーリー)

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