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暴力的になる発達障害の息子に、一緒に暮らせないと何度も思った

time 2018/03/07

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

暴力的になる発達障害の息子に、一緒に暮らせないと何度も思った

コーディーが17ヶ月で発達障害と診断をされたとき、本当はそうではないと思っていました。
しかし、大きくなるにつれてそれは明らかなものとなり、難しい状況となっていきました。
コーディーがちょっとしたことでパニックを起こしたり、またいつも騒々しくて暴力的なことがあり、いつもその理由を説明してまわりに謝ることも少なくありませんでした。
コーディーがパニックを起こしたときは、何か悩んでいるように見えました。
大きくなるまで、私が理解出来ていないことを、わかっていませんでした。
私は、発達障害がいつか治って欲しいと願ってきたのかもしれません。
今はそれはバカげたことであることを理解しています。
私は、コーディーが小さかったときに、発達障害によってどう成長が異なっていくのかを考えたことを思い出します。
コーディーが大きくなるにつれて、どのようになるのかを学ぼうと思いました。
私はコーディーが、人には発達障害のように見えるか、障害者のように見えるか、よく自問自答していました。
そして、コーディーの将来がどうなるのかを知るために、コーディーより年上の発達障害の子どもたちに会いたいと考えていました。
私はたくさんの質問をしようと思っていました。
何によってパニックが起きますか?どうしたら、一番の助けになりますか?
これらの質問は、コーディーには答えることができなかった質問です。
私は、息子のコーディーの頭の中をよりよく理解して、コーディーがイライラするこの世界をうまく案内できるようになるための方法を探していたのです。
しかし、発達障害のコディーより年上の子どもに会うことはなかなかできませんでした。
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もう、コーディーは大きくなりました。
今は、発達障害の人たちのサークルに入り、私は友人として困難に一緒に向かい合っています。
サークルの中には、子どもと一緒に生活することを断念した家族もいます。
私には、難しい決断だったことがわかります。
それが正しいことなのか、葛藤と悩んだ末であったことを理解します。
私は決して、偏見をもちません。
何でも聞いて、理解したいと思っています。
発達障害の子どもたちが大きくなれば、多くの家族たちが直面する難しい問題です。
介護をしてきた人たちが介護を続けたいと願っても、支えきれなくなるのです。
家族と離れ離れになることは、悲しいことです。
しかし、みんなの限界も理解できます。
コーディーが大きくなって、より障害者らしく見えるようになりました。
そのためにパニックになった場合にも、まわりに説明する必要もなくなり、楽になった面もあります。
パニックにならないようにすることはとても難しいのです。
コーディーはときには、とても暴力的になることがあるために、私はその結果を恐れて、必要なことを行ってきました。
これまでに何度も、息子の世話をすることはもうできないと思ってきました。
しかし、一緒にがんばってきて、何とかそういう日がこないことを望んできました。
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息子のコーディーは成長しました。
私もコーディーを受け入れられるように学んできました。昔よりも楽になりました。
私たちの旅はまだ途中です。ずっと、一緒にいたいと願っていますが、将来の予測はできません。
今、息子のコーディーが、家族と一緒にいることは本当にうれしいことです。
私はどこに行くにも、隣にコーディーがいることを誇りに思っています。
(出典・画像:豪Honey
うちの子と一緒に歩いているときには、私も本当にうれしいです。笑顔を見ることができたら、もう最高です。
いつまでも一緒にいたいと思います。
しかし、いつかはそうでなくなります。
今から暗くなっても良いことはないので、暗くならないでできるかぎりのことはしておきたいですね。
発達障害の子のママはやっぱり楽観的がいい

(チャーリー)

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