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発達障害の子と父はほぼ毎日療育をかねて飛行場に通い続ける

time 2018/11/26

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発達障害の子と父はほぼ毎日療育をかねて飛行場に通い続ける

英グラスゴー空港から飛びだつ飛行機を横になっているカラム・トムソンが見上げています。
18歳のカラムにとってこれはめずらしいことではありません。10年以上飛行機を見ています。
しかし今日は特別の日でした。
空港が、ふだんは規制してるエリアへの立ち入りを許可し、いつもとは違う完璧な光景を目にすることができます。
カラムは、父親のトミーとグラスゴー空港で飛行機を見ることを楽しむグループの人たちといっしょです。
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飛行機を見ることは、発達障害のカラムにとって療育の一部です。
父親のトミーは、ほぼ毎日、カラムを空港に連れて飛行機を見ています。
「息子のカラムは、飛行機を見たり、撮影したりすることで、感情がコントロールできるようになるんです。
そして、着陸した時間などをいつもメモしています。
このメモが学校での生活でのストレスを減らすことにも役立っています。
飛行機がカラムを助けてくれています。
カラムがパニックになるときは、頭のなかで竜巻が発生しているようなものです。
そうなってしまうと、話しかけることも理解することも難しくなります。 h5
空港に来ると、カラムは落ち着きます。
とてもリラックスして、他の人たちとやりとりすることもできるんです。
ここに来ると人と話すこと、仲間とやりとりすることも学べるんです。」
父親のトミーも幼い頃から飛行機に興味を持ちました。
「父が私をここに連れて来てくれたんです。
パイロットになることはできませんでしたが、カメラをバッグに入れて自転車で通うようになりました。」
トミーが入っているグラスゴー空港の飛行機撮影グループには1000人以上のメンバーがいます。
そしてこのグループと空港の警察はお互いにメリットがある良好な関係を築いています。
「警察としては、飛行場に多くの監視の目があることは助かります。彼らは24時間いつでも情報を提供してくれています。
空港の安全を守るための補完する目となってくれているのです。おかしなことや変わったことがあると連絡をしてくれるんです。」
そのため、空港としては今回許可したエリアだけでなく、他の規制エリアについてもこのグループについては立ち入りを許可することを検討しています。
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トミーは発達障害のカラムをずっと空港に連れてきたいといいます。
「私はずっと連れてきたいと思っています。
他の発達障害の子どもや発達障害の成人にも、空港で飛行機を見るのはいいことだと思います。
息子のトミーは、飛行機が大好きです。
ここに来ていると幸せになっています。
自分の子どもが幸せになっている姿を見ることほど、親にとって幸せなことはありません。」
(出典・画像:英BBC
私も親に飛行場に連れられて飛行機を見てわくわくしたことを思い出しました。
最近は乗る機会もありませんが、大人になってよく飛行機に乗っていたころも、いつもわくわくしたものです。
うちの子は、何かを見るよりも、一緒に歩いているときが幸せそうです。私も幸せになります。
発達障害の子と父は駅に通い続けて17年

(チャーリー)


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