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発達障害の自閉症の子どもたちが望んでいる「良い先生」とは

time 2020/01/28

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発達障害の自閉症の子どもたちが望んでいる「良い先生」とは

発達障害である自閉症の子どもたちは、通常学級は怖いところだったと私に言いました。
社会的な負荷、感覚的な負荷に圧倒されただけでなく、柔軟性のない教育方法、いじめ、恐怖を経験していました。そして、それらは自閉症の子どもたちの孤独感、他者への感情を悪くしました。
自閉症の子どもたちが、そうでない子どもたちに比べて成績が悪く、孤立していることは少なくありません。
そのため、自閉症の子どもたちをサポートし、成長できるように教育システムを作ることはとても重要なことです。
自閉症の子どもたちを通常学級にただ入れても、それはインクルーシブにはなりません。
教育方法や接し方を変え、親しみやすい環境になるように構造的な変革が必要です。
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教師の間では、教育システムのなかで自閉症の子どもたちをどうサポートするべきかを検討し理解する意欲は高まっているように思えます。
しかし、その中心に最も重要な声、そう自閉症の子どもたちの声が含まれていません。
多くの場合、教師は大人の視点から自閉症の子どもたちについて考えています。
自閉症の子どもへの教育について詳しい専門家と一緒に検討をしています。
しかし、自閉症の子どもたちから話を聞いてはいません。
私は博士課程中の研究で、11歳から17歳までの12人の自閉症の子どもたちにどんな教育を望んでいるのかを質問し、その結果次のように答えてくれました。
1.ルーチンが好き
自閉症の子どもの多くは、いつもどおりに過ごすこと、予測できないことがないことを求めていました。
混沌とした通常学級のような環境でも秩序があればそれを感じることができます。
2.柔軟性が必要
しかし、柔軟性も求めています。
教室でのサポートに特にそれを求めています。
みんなと同じやりかたではなく、自閉症の特性にあったやりかたを望んでいます。
16歳のリオは好きな授業において、自分の決まった方法で自分のペースで行える柔軟性が与えられることでどれほどリラックスできるか話してくれました。
11歳のダンは、スケジュールが視覚化されることについて話しました。
これは、自閉症の子どもたちに対してよく行われる方法ですが、ダンにとってはそれは嫌なことで、必要もなく、ただ苛立たせたといいます。
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3.私を理解してほしい
自閉症の子どもたちにとって、教師が自閉症について理解していたことは重要でした。
しかし、教師が支援的な態度をとることははるかに重要なことでした。
受け入れられることで、自分を隠そうとする子どもは少なくなります。
15歳のスティーブンは、良い教師についてこう言います。
「私が怒っているとき、私を理解してほしい。私の話を聞いてください。
喜んでいるとき一緒に喜んでほしい。私に興味をもってほしい。
私を見て、まわりと違うところを教えてください。
そうすれば私は学べます」
4.言葉の使い方
例えば高機能自閉症の「高機能」という言葉は、学校で苦労している自閉症の子どもにとっては何の意味もありません。一方で「低機能」という言葉はいじめのきっかけになります。
5.やり方に疑問をもつ
いつもの教室での子どもたちへの支援の仕方が、子どもたちにどう影響しているのかをよく考えてください。
17歳のサラジェーンはこう言います。
「ずっと、私には友だちがいませんでした。いつも放って置かれていました」
6.少しずつ変える
小さな変更で生徒に役立つことができます。
サラジェーンは聴覚過敏について配慮されることがそれまでなかったといいます。
これは学ぶ上でも困難になりました。
そしてとても数学ができる子でしたが、数学の授業中はできない子だと認識されていました。
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最後に。「良い先生」とは
サラジェーンが提案する優れた教師の特徴を伝えます。
「良い先生は、自閉症の子どもが学校で直面する困難を聞き、理解するのに時間をかける人です。
「良い先生は、自閉症の子どもが友だちを作ることが難しいのを理解し、読書やゲームなど代わりに楽しめる環境を提供してくれます」
「良い先生は、自閉症スペクトラム障害の人の特別なニーズを満たすために、計画したことを変更する必要が出てくるかもしれないことを理解しています」
「良い先生は、忍耐強く、親切で、理解してくれて、落ち着いていて、大声を出さない人です」
(出典:米tes)(画像:Pixabay
一人ひとりをきちんと見て、きちんと接しサポートする。
発達障害の有無に関わらず、簡単ではありませんが、それが良い先生だと思います。
発達障害の生徒への配慮の結果、そうでない生徒の問題も減った

(チャーリー)

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