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自閉症の子を助けるスマートウォッチ。目立たないのが良い

time 2021/03/10

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の子を助けるスマートウォッチ。目立たないのが良い

日常的に利用されている人気のテクノロジーが、自閉症の子どもたちにとって、大きな助けとなることが証明されれつつあります。

米ノースイースタン大学とボストン小児病院の研究者たちが、自閉症の子どもたちの学習と交流を助ける、スマートウォッチの可能性について研究しているからです。

ノースイースタン大学のラルフ・シュロッサー教授は、スマートウォッチが日常のあらゆる種類の活動を通じ、子どもたちを助けるのにどう役立つかを研究しています。

「一番役に立つのは、自閉症の子どもへテキストメッセージで合図することかもしれません。
その可能性に私たちは興奮しています」

シュロッサー教授は、自閉症の子どもたちはテクノロジーを好む傾向があると言います。

「私たちの研究でも、医療現場でも、子どもたちはスマートウォッチを使うことで非常に良い結果を出しています。
自閉症の子どもたちの多くが、視覚的なものや電子的なスクリーンメディアが好きなのです」

このプロジェクトには、博士課程の学生であり、訓練を受けた言語病理学者でもあるアマンダ・オブライエンも参加しています。
彼女によれば、スマートウォッチを利用することは、家庭でも役に立ちそうです。

「時間ベースのリマインダーを使用することが考えられます。
特定の時間になると、学校に行く準備をする時間だというリマインダーを時計に表示させるのです」

シュロッサー教授によると、スマートウォッチを使用するメリットはそれによって、子どもが目立つことがないことです。

「日常的に利用されているテクノロジーであるため、子どもを特別に見えるようにすることがありません。
他の人にわからない、目立たない。
むしろ、スマートウォッチをつけることはかっこいいいでしょう」

現在は研究でApple Watchを利用していますが、もっと安いスマートウォッチもでも可能になると教授たちは考えています。

(出典・画像:米BOSTON 25 NEWS

目立たない。

実際に役に立つにためにはこれは見逃せない点だと思います。

そして特別な装置ではなく、日常的な機器を使うことは価格面でも使いやすくなります。

発達障害の人を助ける会話の空気を読むAI装置

(チャーリー)


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