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自閉症の青年は新型コロナによるピンチをチャンスに変え起業

time 2021/07/18

この記事は約 4 分で読めます。

自閉症の青年は新型コロナによるピンチをチャンスに変え起業

オーストラリア、シドニーに住むリチャード・ハベリヤは新型コロナウィルスによるロックダウンのために、仕事ができなくなりました。
そこで、自宅でチョコレート作りのビジネスを始めました。

発達障害である自閉症をかかえる25歳のリチャードが、できなくなった講演活動の仕事のつなぎとして始めたチョコレートビジネスは、今や本格的なものとなりました。

リチャードがチョコレートのお菓子を手作りする様子をTikTokに投稿すると、すぐに注文が殺到したと母親のリンダは言います。

忙しくないと気がすまないというリチャードに、毎日たくさんの注文が殺到しています。

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母親のリンダはこう言います。

「最初のロックダウンの間は、1,2個でもお菓子を作れば、リチャードが退屈しないで済むだろうと考えていました。
しかし、今では注文が多いので大量に作るようになりました」

リチャードは4歳のときに自閉症と診断されました。
母親のリンダは、正式な診断を受けるずっと前から彼が自閉症であることはわかっていたといいます。

「リチャードは、この25年間で非常に多くの困難を乗り越えてきました。私たちは息子をとても誇りに思っています。

この子にはできないと言われたことがたくさんあります。
話すことはできないと言われていたのに、講演をしてお金を稼ぐようになりました。

私たちは、息子を通常学級に入学させるために苦労しましたが、無事に卒業しました。

そして、卒業後も自分でキャリアを切り開いてきました」

ロックダウンもまた、リチャードが克服した困難の一つとなりました。
リチャードは、パートタイムで幼稚園で働いています。
そこでの資金集めに協力するためにお菓子を作ったところ、大人気でした。

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「お菓子を作ったところ大人気でした。
最初は毎日1個か2個か3個のお菓子を作ろうと思いました。

ですが、たくさんの注文があって、今ではダイニングテーブルには何百個ものお菓子を並べています。
もう、そのテーブルで食事をすることができなくなりました。
面白いです」

自閉症スペクトラムの人たちを受け入れる社会を作るために母親のリンダ設立した組織にちなんで作られたTikTokのページに投稿された動画には、リチャードにたくさんの注文が来ている様子が映っています。

「見てください、積まれたお菓子の箱は僕の背丈よりも高いんですよ」

カメラに向かって自慢げに話しています。

また、品質管理のために 失敗したお菓子を食べながら、仕事に励むリチャードの姿も映っています。

シドニーのロックダウンを少なくともあと2週間延長すると発表したこともあり、リチャードは仕事の手を緩める気配はなく、ロックダウン後も続ける予定だといいます。

「私はこの仕事がとても好きです。
楽しいし、旅行に行くのが好きなので、お金を貯めるのにも役立っています」

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リチャードが新型コロナウィルスによる困難を克服したのは初めてではありません。
昨年、小学校や幼稚園で上演していた人形劇が中止になったときには、助成金を申請してアニメ版を作りました。

「声優には他の若い自閉症の人たちが参加しました。
みんなとても楽しんでいました」

母親のリンダはそう言います。

「物語は、リチャードの学校での経験に基づいており、亀のティミーとアヒルのダニーの友情を描いています。
この物語には、優しさ、包容力、多様性の受容、いじめ防止、傍観者としての行動などのメッセージが込められています」

母親のリンダはリチャードのビジネスを支援してくれたすべての人に感謝しています。

「もう、息子は900個のお菓子を作りました。
最初は追いつかなくて、1つ作るとすぐに疲れてしまいました。
でも、今はペースが落ちてきています。
今では1日に5〜10件ほどの注文があり、なんとか対応しています」

(出典・画像:豪news.com.au

これまでとは違うからこそ、違うことにチャレンジするチャンスかもしれません。

ますます、ご活躍されることを期待しています。

ロックダウンは自閉症の子と家族に良い結果をもたらした。研究

(チャーリー)

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