発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

自閉症の人たちが楽しんだ、予測できない大きな音のない花火大会

time 2021/11/10

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の人たちが楽しんだ、予測できない大きな音のない花火大会

音が静かな花火を多くの人が楽しみました。

自閉症の人に優しい花火大会が行われ、賞賛されています。

自閉症の大人や子どもと親たちが、予測できない大きな音がしないこの花火大会を楽しみました。
マーク・カーターは次のように述べています。

「このイベントを提供できることに感激しています。
私たちにとっては、子どもたちに安全で感覚的な体験をさせることが重要なのです」

多くのイベントが開催されますが、自閉症の子のいる家族の多くは行くことができません。

ペンドラゴン・ファイアーワークス社が、この低騒音の花火を提供しました。
ディレクターのジョン・ミランはこう言います。

「年々、低騒音の花火を求める人が増えています」

16歳のときに自閉症と診断された、リース・ジェンキンスはこう言います。

「幼いころ、私の脳が周囲の感覚環境を処理する方法が違うために、花火大会は不安で攻撃的で、苦手なものでした。
これまで、花火大会を見たのは2回くらいです。
母にこう言ったのを今でも覚えています。
お母さん、これは本当に嫌い」

花火がもたらす苦痛について、リースはこう説明します。

「当時はわからなかったのですが、
後から考えてみると、あの花火の音が私の苦痛になっていたのだと思います」

サラ・グリーンとその家族もこの花火大会を楽しみました。
この静かな花火大会のおかげで、彼女とその家族は一緒に楽しむことができました。

「子どもたちに適したイベントを見つけるのはとても難しいです。
下の子は音や突然の騒音が苦手です。
こうした、音の小さい花火は私たちには合っています。
いつもと違って、家族みんなで一緒に楽しむことができました」

多くの家族が初めて花火を楽しむことができました。
今後も、この花火大会は行われる予定です。

(出典・画像:英itv

花火の音を小さくすることって、できるんですね。

たしかにびっくりするような音がしない花火であれば、迫力がないと嘆く人もいる一方で、安心して楽しめる人も多くいるように思います。

「セミ」が発達障害や聴覚過敏の子どもに与える大きな不安

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。