発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

4年かけて自転車に乗れるようになった自閉症の少年がしたこと

time 2022/03/18

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

4年かけて自転車に乗れるようになった自閉症の少年がしたこと

ある少年が、個人的な苦悩を乗り越え、地元の非営利団体のために資金を集め、表彰されました。

10歳のジャクソン・トルドギャン少年です。

ジャクソンは自転車に乗れるようになってから、他の人に恩返しをするために募金活動をすることを決めました。
30日間で160キロメートルを自転車で走りました。

「僕は自閉症とADHDです。
チャリティーのためにやろうと決めました」

母親のシャロンはこういいます。

「ジャクソンは自転車に乗れるようになるのに、約4年かかりました。
ジャクソンは自転車に乗れるようになって、そのスキルで募金活動をしたいと言ったんです」

募金先のインクルサビリティは、非営利の公益法人で、ジャクソンのような障害を持つ大人や子どもを支援し、水泳やサーフィン、工芸などの活動に参加できるようにする団体です。

「ジャクソンは体の協調性とバランスがあまり良くないので、自転車でよく転びます」

ジャクソンはまた、病理学的要求回避(PDA)、つまり日常的なタスクや「要求」を特に難しくする自閉症の特徴をもっています。

「私はジャクソンを本当に誇りに思っていますが、
PDAのために、ジャクソンは日常の要求を本当に難しくしています。
例えば、歯を磨くこと、服を着ることなど、要求と分類されるものは何でもです。

私たちは、毎日自転車に乗ることは難しいと考えていましたが、
今は毎日出かけています。
本当に驚いています」

(出典・画像:英Wales Online

4年かけて自転車に乗れるようになった。

すごいですね。

うちの子は、乗れるようにはなりませんでした。

ただ、手をつないで歩くことが多いように、危機意識や危険予測ができないので、それでよかったと思っています。

自閉症の子育て本が役に立たず。病的要求回避/PDAの息子

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。