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話すことができなかった自閉症の青年は家族からも無視と誤解

time 2024/01/03

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

話すことができなかった自閉症の青年は家族からも無視と誤解

16歳のウィンストン・ブラウンは自閉症と運動失調症をかかえ、話すこともできません。

しかし、「勝者は決して諦めない」という意味で「ウィニー」と呼ばれるのが大好きです。

「話せないからといって頭が悪いと思われがちだった。
それは大間違いだ」

そう、ウィンストンはキーボードを使って伝えます。

ウィニーは舌、唇、口、顎の使い方を調整し、明瞭な発話を行うことができません。
また、体を制御するのも苦労しています。

ウィニーは長い間、自分の家族からも無視され、誤解されていると感じていました。

「周りの世界をただ観察することしかできない自分にとても孤独を感じていました」

しかし、シンプルなキーボードを使うようになって、ウィニーの世界は一変しました。
ウィニーはキーボードを使って、言いたい言葉を綴る方法を見つけたのです。

家族や教師は、ウィニーが、読み、書き、数学が得意であることをすぐに知りました。

それまでは、学校がウィニーの可能性を認識していないため、学校生活は困難でした。
そのため、ウィニーは学校委員会の会議で自分自身のために訴える必要がありました

「私は同年代の子どもたちがすることを全部やりたいと思っています。
カフェテリアで友だちと一緒に昼食を食べて笑いたい。
笑われるのではなく笑いたい。
難しい授業にも出席したい」

そう、ウィニーは伝えました。

キーボードを通して、「人生で直面してきたすべてをやっと表現できるようになった」とウィニーは語ります。

「あなたのコミュニケーション方法を本物だと思わない人々に何を言いたいですか?」

そう、尋ねると、ウィニーはこう答えました。

「見ても信じられないなら、話すことができない自分が素晴らしいことを成し遂げたときに、きっと考えが変わるでしょう。
それでもダメなら、私たちは自分たちを信じているから続けます。
とても重要なことです」

(出典・画像:米connecticut  news12

話せないと思われている。

どれほどつらいかと思います。

うちの子も話すことができないのですが、実は。

といっても、指差しもないので。

ただ、言われたことの理解は小さな頃に比べて、すこし多くなってきました。

話すことができない自閉症の人の「コミュニケーション」の注意点

(チャーリー)


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