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発達障害レーサーの活躍が家族の応援になる

time 2017/05/30

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発達障害レーサーの活躍が家族の応援になる

18歳のオースティン・ライリーは、発達障害でも、自動車レースでのキャリアをつんできました。
カートのレースから始めました。
3つのカートの選手権で勝ち、持っている能力を示しました。
12歳の時に、高機能自閉症と診断をされました。
多くの親が行いそうな、レースに出ることをさせないということはせず、むしろレースで活躍するように父のジェイソンと母のジェニファーは必要な支援、財政的な支援も含めて行いました。
「モータースポーツは、息子が無敵になれる機会を与えてくれました。
ここでしか役に立たないことを教えていますが、それがふだんの生活にも役に立つものとなっています。」
息子のオースティンが、厳しいレースでも真の才能を発揮させていたのを実感して、両親は発達障害で苦しんでいる他の家族たちを元気づけるためにも、息子が発達障害であることを伝えようと決めました。
2013年に息子のオースティンの了解を得て、発達障害の啓蒙と息子の自動車レースでのキャリアを支えるために、レーシング・ウィズ・オーティズムという基金を設立しました。
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発達障害であるオースティンがレースで活躍しているのを知って、ベテランのレーシングドライバーのメトード・トボルニクと妻のべダールが、オースティンの家族に連絡をとり、栄誉ある日産マイクラカップへの出場を招待しました。
「私たちの息子トーマスは2歳で自閉症と診断されました。
その瞬間、私たちの世界は止まったように思いました。
私たちは、この小さな男の子の好奇心や愛情などを期待することができませんでした。」
そうべダールは言います。
「夫のメトードと私は、息子のトーマスがより良い人生を贈れるように、最良のチャンスと思えることは何でもやり始めました。
発達障害の人を応援しようと考えました。
オースティンが活躍しているのを知ったとき、私たちは大きな希望を持つことができました。
私たちは、オースティンが夢を追求するのを応援します。
そして、これが必要とする私たちのような人たちへ応援メッセージになるとも考えています。」
日産カナダも、オースティンのレース活動を応援しています。
「すべての人に革新と興奮を提供することが、日産ブランドの心と魂です。
これは、私たちのビジネスにおいても重要なことです。
日産マイクラカップは、高度な運転技術と情熱をもった男女さまざまな人たちが参加するレースです。
オースティンの参加は、より多様であることを示しています。
そして、このレースがオースティンのレースのキャリアをさらに進化させることを期待しています。」
そう、日産カナダ社のジョニ・ペイバ社長は語りました。
(出典・画像:カナダautofocus
ますます活躍して頂きたいです。
応援になります。
そして、多様化もどんどん進んでいくといいと思います。
 
こちらの女の子も車が大好きです。
まわりに合わせて無理をした自閉症の女の子

(チャーリー)

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