発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の息子への機転のきいた対応に感謝

time 2017/06/04

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の息子への機転のきいた対応に感謝

エバンス・オドワイアーは、重度の発達障害です。
話すこともできません。知覚過敏の問題もあります。
「触れられたり、人が近くにいるのを嫌います。
眠っている間に、ひげを剃り、歯磨きをし、爪も切ったりしなければなりません。」
そう母親のディードルは言います。
エバンスは、ドンチャ・オコネルの理髪店で散髪をします。
エバンスは何年もここに通っています。
エバンスの兄が、21年前にここで髪を切るようになってからです。
「理髪店のドンチャは、息子たちととても仲良くなってくれたんです。」
ドンチャは、エバンスのことをよく知ってくれています。
難しいエバンスの散髪もうまくしてくれます。
しかし、ある日、エバンスはひどい時間を過ごして、強いストレスで激しく動揺したまま、ここに来ました。
「息子のエバンスは最初、椅子に座っていたのですが、髪を切り始めると、椅子から立ち上がってしまいました。
兄のディランが、椅子に連れ戻しても、すぐに立ち上がってしまいました。
エバンスの様子がさらに激しいものになってきたので、パニックにならないようにしなければなりませんでした。
そんな時の方法は、車に乗せることです。」
車の中はエバンスにとっては、幸せを感じることが出来る場所です。
一番落ち着くことができます。
そのために、ストレスを感じている時には、母親は車の中に連れて行くのです。
ドンチャは、お店の中で髪を切ることを止めました。
そしてドンチャは、エバンスが一番落ち着くことができる車の中で、髪を切ることを提案しました。
エバンス、ドンチャ、エバンスの兄は車に乗りました。
そして、エバンスの髪を切り始めました。
うまく髪を切ることができました。
h1 h3
 
母親のディードルはこの時の写真をFacebookに投稿しました。
たくさんのコメントがつきました。
発達障害の子の親からのものもあります。
「すばらしい、理髪店の人がいます。
発達障害について理解してくれていて、髪の長さもちょうどよくしてくれます。
本当に素晴らしいです。」
ドンチャは、これまで14年もの間の髪を切ってきましたが、
お店の椅子ではないところで、髪を切ったのは初めてことでした。
車の中ででしたが、大成功でした。
(出典・画像:英METRO
こんな、臨機応変の柔軟な対応をしてくださったのも、何年も通っているからできた信頼関係があるからだと思います。
理解してくれる方とよい関係が築けたら、感謝を忘れずに続けていきたいものですね。
うちの子どもの場合は、散髪はかみさんがします。
なかなか上手いですし、何より外で苦労しなくてよいので本当に助かり、感謝しています。
 
ここまでしてくれる理髪店もあります。
発達障害の子どもをこころよく迎える理髪店

(チャーリー)

たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから


最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。