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発達障害の青年は大好きなアニメで未来へ

time 2017/08/20

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発達障害の青年は大好きなアニメで未来へ

その若者にとって、まんがは土曜日の朝だけに楽しむものではありませんでした。
今は自分の夢となっているアニメーションへの興味の始まりでした。
クリスチャン・バヤスは紙にアイデアを書きます。
そして、それに命を吹き込める才能をもっています。 a2
「私はそのアイデアを写真にとってコンピュータに取り込みます。
音楽、効果音、そして声も自分で入れます。」
そうクリスチャンは言います。
もう、これは趣味ではありません。クリスチャンの人生です。
クローゼットの中には、VHSのビデオテープがいっぱいです。
これまでに作られたほとんどのアニメを見ています。

「午前5時に目を覚ましてはこれを見ていました。」
ビデオテープでアニメを見て、自分のコンピュータでデジタル化して、研究をします。
クリスチャンが古いアニメを好む理由はシンプルです。
「150もの背景が描かれています。信じられないほど多いものです。
この「ファンタジア」はすごいアニメです。私の大好きなディズニー映画です。」
クリスチャンが今、製作中の作品、ドッキー・ガイは、これまでに見てきたアニメのキャラクターを参考にしています。

「ドッキーは私と言ってもいいかもしれません。
ドッキーは私のクレイジーな側面です。
ドッキーはとても心配性で、自分の周りの世界もきちんと理解できていません。
うんざりしながらも、自分の生き方を見つけていこうとします。」
多くの機会で、まんがやアニメがクリスチャンが生きていくのに助けとなってきました。

クリスチャンは生後一ヶ月の時にリサの養子となりました。
そして、1歳の時に発達障害と診断をされました。
「クリスチャンは素晴らしい若者です。
一生懸命がんばってきました。
しかし、私たちには、将来を描くことができていませんでした。大きな不安をかかえていました。
発達障害の子がいる母親ならわかると思いますが、ずっと苦労も続いていたので悲しくなることもありました。」
以前は、母親のリサはまんがやアニメに対するクリスチャンの情熱が将来につながるとは思っていませんでした。
しかし、今は将来につながることを期待しています。
クリスチャンは、米ロサンゼルスで有名なエクセプショナル・マインドスクールに入学できることになりました。
アニメ業界のトップの人たちから学べる機会を得たのです。
「自閉症スペクトラムの若い人たちが、アニメーションや映画の特殊効果を学べるところなんです。
昨年ここを卒業した人たちは、みんな就職できたそうです。」
母親のリサはそう語ります。
「私たち、親子が待ち続けた未来への扉です。
クリスチャンに希望と未来を与えてくれるところです。」
(出典・画像:米WUSA9

大好きなことを見つけて、それが人生となるものだったら、本当にすばらしいことだと思います。
子どもと一緒に楽しく探して、見つけたいですね。

エクセプショナル・マインドスクールについてはこちら。
キャプテン・アメリカとアベンジャーズを支える才能

(チャーリー)

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