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発達障害の子にGoogleのAIソーシャルロボット

time 2017/08/27

この記事は約 4 分で読めます。

発達障害の子にGoogleのAIソーシャルロボット

米コーネル大学とGoogleの研究チームによって、あるロボットの開発が進められています。

そのロボットはブロッサム。

このブロッサムは、ウールや木材などあたたかな天然素材で作られています。
硬い素材を使わないことで、ふわふわとした触感で人と仲良くなれるようにしています。

ブロッサムの見栄えは、日曜大工のもののよう。手編みのセーターや木工製品のようです。

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多くのロボットが3Dプリンタで製造されるなか、このブロッサムはあえて最新の技術を利用しないで、手作りのよさを利用しました。

金属とプラスチックで無菌性のもののほうが、スマホやコンピュータではベストですが、人とのやりとりを行う家庭用ロボットにおいてはそれがベストだとは考えられませんでした。

そして、むしろ完璧、完全な感じではないほうが人は付き合いやすくもなります。

ロボットではないものでは、手作りが好まれる傾向もあります。
大量生産のビールよりも、クラフトビールが好まれ、大量生産の電灯よりも、手作りのスタンドが好まれるのです。

手作りの、時間がかかる。非効率的。世界に1つしかない。同じものが作れない。
そういうことに人は感謝をします。
このロボットのブロッサムにはそれが採用されました。

ブロッサムの姿は、ウール、綿、木材などあたたかな自然素材でできているために、ピカピカもしていなく、なめらかでもありません。
一応のロボットのようなかたちはしていますが、しわや折り目が動くたびに変化します。
自然素材だからこそのにおいもあります。

研究者の一人が手編みで作りました。

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これは、ロボットを持っている人や家族も、作れるということを意味します。
より、自分のためのロボットにできるのです。
手編みのセーターをあげるように、愛する人のために編んだロボットをあげることもできます。
このロボットは人と人とを結ぶのにも、間接的に役に立つのです。

そして、人を不快にさせることがある、不気味なロボットの目や顔もありません。
ぬいぐるみのように、目には2つのボタンをつけたりすればよいのです。

ブロッサムは、新しいソーシャルロボットです。

米コーネル大学、Googleの研究チームにより、このブロッサムで自閉症スペクトラムの子どもが人とのかかわり合いができるようになるためのプロジェクトが行われています。

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ブロッサムと一緒に、Youtubeを見ながら、共感のやりとりをして、社会的なコミュニケーションを学ぶことができます。
これまでの良好な結果から、より多くの家族や学校で、発達障害の子どもたちが学べるようにブロッサムの開発が進んでいます。

ブロッサムは、発達障害の子と一緒にYoutubeを見ます。
そして、その見た動画の内容にあわせて、一緒に動画をみていた人として、発達障害の子と共感する反応をするのです。

一緒に観る。ということの効果はこれまでの多くの研究で伝えられています。

ロボットと動画を見たり、音楽を聴くという、経験の共有をすることは、自分の経験をかたちづけるものにもなります。

ブロッサムが動画を見て、反応をするためには、現時点では人がデータを事前に用意する必要があります。
しかし、今後は人工知能によって、動画にリアルタイムに反応をさせる予定です。

この人工知能の開発は、見ているものと社会的、感情的な反応の関係を理解することにつながります。
この点でも、発達障害の子どもを理解する大きな貢献になることが期待されています。

Googleの研究者、ミゲル・クラベラは、発達障害の子どもたちに広く利用してもらえように今後、学校や家族たちと一緒になって研究開発していくことに興奮していると述べています。

そしてGoogleと研究開発を行う米コーネル大学のガイ・ホフマンはこう言います。

「ロボットが将来どんなふうになるのか、まだ途中ではありますが、かたちを見せたいと考えています。

このブロッサムが、より多くの人たちと触れるようになること、そして触れ合う人にあわせたものにできたのは嬉しいことです。

内部のコンピュータは高額なものになっていますが、できるだけ手頃な価格にできるように再設計に取り組んでいます。
コーネル大学とGoogleもでブロッサムの開発を進めていく中で、真の可能性を理解できるようになるはずです。

そして、多くの人たちがブロッサムを利用できるようになったときには、全ての人たちが好奇心をもって楽しんでくれるはずです。」

(出典・画像:米IEEE SPECTRUM

手作りのよさ ✕ ロボット・人工知能 で、発達障害の子どもやみんなに有益なもの。

さすがGoogleです。本当に素晴らしいです。

ぬいぐるみのような友だち。そして学ぶことができる友だち。

多くの子どもたち、とくに困難をかかえる子どもたちに喜ばれるはずです。

発達障害の人を助ける会話の空気を読むAI装置

(チャーリー)

 

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