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あいさつで発達障害の息子に自信がつきます

time 2017/09/08

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あいさつで発達障害の息子に自信がつきます

母親のカラ・スリンは、息子が通う学校の生徒たちに向けてFacebookに書き込みました。
「この男の子が学校に通っています。何かと助けて頂けませんか。」
スリンは、発達障害の息子のジークが他の子どもたちとは成長のしかたが少し違っても、同じ子供だと書いています。
「ジークの脳は、私たち多くの人とは少し違って成長しました。
音、光、触った感じ、においなどに敏感なので、それらに気をつけてきました。
ジークの感覚は私たちよりも強く感じるのです。
他の子どもとやりとりをして、行動や反応を学んで、私たちが成長してきた間、
ジークは、まぶしい太陽の光や、犬が何匹いたかなどが気になっていました。
ジークは、私たちが成長する間に学んできたまわりとのやりとり、社会的な訓練はできませんでした。」
ジークの母親、スリンはジークが無反応であったとしても、ジークと交流してくれることを望んでいます。
「ジークを見かけたら、こんにちは、ジーク。と言ってくれませんか。
もし、無反応でもごめんなさい。
ジークがあなたからのあいさつを聞けたら、誰かが自分のことを知ってくれたということで自信がつくんです。」
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スリンは、Facebookでジークに興味を持ってくれるように書き込みをしました。
「ジークは、バンドのTシャツが大好きです。ディスコで踊ることも大好きです。」
スリンは、目に見えない障害がある子どもの親のたいへんさも伝えています。
「私はいつも、ジークが自分でこう伝えられたらいいのにと思います。
僕は発達障害。ちょっと時間をくれる?
そう伝えられたら、もっと過ごしやすくなると思うんです。
しかし、そう伝えられたとしても、発達障害が多くの人に理解されているとはいえません。」
ジークは学校でうまくやっているけるはずとスリンは言います。
他の子どもの親と同じです。
「私は、とっても強い息子を育てました。
どうか仲良くしてやってください。」
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(出典:米POPSUGAR)  (画像:Pixabay
すぐ、その場で反応がなくても伝わっているんです。そして役にも立っているんです。
嫌がらない程度、怖がらせない程度で、お話ができない、目を合わせない子どもたちに、これからもあいさつしようと思いました。
発達障害の子だけでないハグやタッチの効用

(チャーリー)


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