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発達障害の子だけでないハグやタッチの効用

time 2017/07/20

この記事は約 5 分で読めます。

発達障害の子だけでないハグやタッチの効用

なぜハグは気持ちがよいのでしょうか?
マッサージをするとストレスが和らぐのはなぜでしょうか?
暑い夏でも、重たい毛布を好む人がいるのはなぜでしょうか?
どうして、強い水圧のシャワーが好きで、手を握られると安心できるのでしょうか?

このような癒やしてくれる圧力が、健康福祉の分野でトレンドになってきています。

圧力をかけて、自分や他人を落ち着かせる本能は、私たちの潜在意識と深い関係があります。

お母さんは赤ちゃんを抱きしめて、落ち着かせます。
幼い子どもたちは、怖い夢で目を覚ますと、動物のぬいぐるみを抱きしめます。
仕事がうまくいくと、背中を叩かれます。
愛する人と再会すると、強く長く抱擁をします。

タッチすること、圧力をかけること、それがないと私たちの肉体や精神の健康に深刻な問題を起こす可能性があります。それらはとても重要なものです。

例えば、そのような接触がないままに育った子どもは、発達上の困難をかかえる可能性が高くなります。
大人も接触がないと、衰弱していきます。

心理学者が「接触飢餓」と呼ぶこれは、他の要因とあわせて、孤立している人の肉体的、精神的な問題を引き起こすことがあります。

接触と圧力は、外界への神経反応や調節であり、それらは重要な健康を促進するものです。

発達障害の子だけでないハグやタッチの効用 t2-1

例えば、サーベルタイガーに追われているとしましょう、自律神経によって体は闘えるように、逃げるように反応します。心拍数は高くなり、瞳孔が広がり、血流も増えます。

一部の研究では、物理的な接触や重い毛布のようなもので圧力がかけられると、闘う、逃げる反応がにぶくなって、私たちは落ち着くことができるようになると考えられています。
ストレスホルモンのコルチゾールを減少させ、セロトニンやドーパミンのような幸せホルモンを増加させます。

一例として、10代の若者に対しての調査では、お互いにタッチする機会が多いフランスの若者は、アメリカの若者に比べてけんかをすることが少ないことが明らかになっています。

セロトニンが多いとメラトニンも多くなるため、睡眠を良くし、脳の海馬にも影響をあたえ記憶を増強することにもつながります。

精神的な健康や認知機能の向上の他にも、HIV、免疫疾患、ガンについての研究では、接触により免疫力が増強され、疾患の進行を遅らせる可能性があることも示されています。

米マイアミ大学医学部のタッチ・リサーチ・インスティテュートの創設者、ティファニー・フィールドの研究では、タッチや深い圧力は、細菌、ウィルス、ガン細胞から体を守る「キラー細胞」を増加させる可能性が示されています。

これまでの数十年間の間にも、接触や圧力の効用が伝えられています。

米コロラド州立大学のテンプル・グランドン教授は、発達障害の人たちの間で話題になったハグ・マシンを作りました。

1965年、18歳のときに自分の不安をコントロールするために、人に触れられることに慣れるために、自閉症スペクトラムのグランドンが自分のために作ったものです。
抱きしめられる感じを体験することができます。

発達障害の人、特に落ち着きがない場合、不安のレベルが高い場合に落ち着くことができると言われています。

ブライアン・アンド・ウィメンズ病院のブライアン・ミューレンが開発した、圧力ベストもあります。
パニックを起こしそうな場合に対応する、体を傷つけず、薬も使うことない方法です。
このとりくみでは、ミューレンは自閉症、注意欠陥多動性障害(ADHD)、心的外傷後ストレス障害(PTSD)および関連する障害の人たちに、重い毛布やこの圧力ベストが有効であることを先駆けて研究し、たくさんの発表を行っています。

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医療機関の外でも、心を落ち着かせるために圧力が利用されています。

プレゼンテーションや初めてのデートのような場合や眠ろうとする場合に役に立つ、重い毛布がクラウドファンディングで、480万ドル(約5億円)を集めました。

また、発達障害の子どものための重いリュックも35,000ドル(約400万円)を集めています。

米マイアミ大学医学部のフィールドによれば、1日15分間の接触で、健康に良いものになるといいます。
抱き合う相手やペットがいない場合でも、テニスボールのようなもので自分でタッチをしても効果的だといいます。
ヨガやジョギングなども、圧力を感じる効果があるかもしれません。

圧力の効果について研究する人たちは、重い毛布などが、患者に安全で効果があることを確かめるために、多くの研究をすることを望んでいます。
これらは、無害のように思えますが何にでもリスクはあります。

例えば、重い毛布によって怪我をする可能性がないとはいえません。また高齢者にも危険があるかもしれません。
自分の力では持ち上げることができないほどの重い毛布の中で、窒息死した子どもの例もあります。

研究は、これらの圧力の製品に追いついていなく、科学的に効果や安全性が十分に示されているとは言えません。
そのため、これらの圧力の製品を家で使うことを考えている場合には、作業療法士に相談をすべきです。

これまでの研究によって、水圧の高いシャワーや、マッサージは気持ちがいいだけでないことがわかりました。
体全体に影響を与えて、健康を促進するものなのです。

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(出典:米QUARTZ)(画像:Pixabay

うちの子どもはお話ができません。

なので、事ある毎にタッチをします。毎日たくさんタッチしてます。

私もいつもうれしいです。これからもたくさんタッチしたいと思います。

 

彼の笑顔とハイタッチで毎日が楽しくなりました。

(チャーリー)

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