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発達障害とそうでない兄妹のそれぞれの心配

time 2017/09/09

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発達障害とそうでない兄妹のそれぞれの心配

今まで、10年間同じ学校に通っていた双子のエイミーとベンが、違う学校に通うことになりました。
ベンは発達障害です。
これまで、ベンは妹のエイミーのサポートを受けていました。
「私がベンから離れてしまったら、私が私でなくなるような気がします。
私はベンの妹として知られています。
私の名前、エイミーを知らない、顔だけを知っている人は私のことをベンの妹だと言います。
私がこれからベンのそばにいないことに、少し恐怖を感じています。」
エイミーはそう言います。
ベンが教室から出ていくと、エイミーがただ一人助けに行きます。
エイミーはベンを落ち着かせるために、静かになれる部屋に行きます。
ベンがエイミーのクラスに来て、助けを求めることもあります。
「そうやって、ベンを助けることができないのが怖いのです。」
エイミーはベンとの関係は、複雑と表現します。
「私たちはがんばっていますが、必ずしもうまくいくとは限りません。
私たちは双子でありながら、発達障害と定型発達のきょうだいなのです。」
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エイミーは高校生になりました。
ベンは発達障害の子のための学校に行きます。
ベンは不安を感じています。
「僕はそんな学校に行きたくありません。変な学校に行きたくありません
友達と同じ学校に行きたいです。」
ベンはいじめられることを心配しています。
「僕は発達障害なので、僕のことを赤ちゃんのように思ってバカにする人が時々いるんです。
僕は赤ちゃんや犬のように、話すことが上手ではありませんから。」
エイミーは、ベンを安心させようとしますが、新しい学校に通う自分もたいへんです。
エイミーは友達のクールなママ、クリスタル・アッシャーからアドバイスをもらっています。
「自分が好きなように、自分勝手にできる、人生の時期なんです。
もっと、自分勝手にしなさいとまでは言いませんが、
ベンと違う学校に通うことで、もっと自分らしくなれるずですよ。」
「発達障害、他の人と違う、そんなベンと一緒に過ごしてきて、エイミーは自分についてどう思いますか?」
そうアッシャーから質問されると、エイミーはたくさんのことを考えました。
「ベンは発達障害です。それを理解して、私は同じように振る舞わないようにしなければなりません。」
「ふつうの行動がとれるように私はビデオを見てきました。」
「外に出かけると時々変な目で見られることがありました。私も発達障害なのかなと思いました。」
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それぞれの学校の初日。ふたりは前向きに進んでいきます。
「学校が別々になると、私たちの関係は変わってしまうかな?」
エイミーがベンにたずねます。
ベンは答えます。
「一緒に過ごせる時間が少なくなるので、かえってもっと仲良くなると思う。」
エイミーが言います。
「一緒にいなくても、お互い成長できるかな?」
ベンが言います。
「もちろん!」
(出典・画像:カナダCBC
別々の道を進んで行くことになりますが、自分第一に生きて行き、その上で、お互いをいつまでも尊重しあえたらいいなと思います。嫌なこともあったでしょうが、楽しかったこともあったはずです。きょうだいって。
ここでは周りを気にしないで遊べるのがいいです。
発達障害児と家族がじろじろ見られない機会

(チャーリー)

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