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発達障害児と家族がじろじろ見られない機会

time 2017/07/22

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発達障害児と家族がじろじろ見られない機会

自閉症スペクトラムの子どもたちが、カビータウンで行われたイベントで生きていくためのスキルを学びました。
約2000人が参加しました。
ネイチャープレイが主催しているこのイベントは、現代に生きる子どもたちの生活に自然を取り入れることを目的にしているとこの組織の最高経営責任者のサラ・サッターがいいます。
親たちは、子どもが屋外で遊んでケガをしたり、見知らぬ人についていってしまうようなことを恐れているといいます。
オーストラリア政府の家庭研究所の最新の研究では、オーストラリアの子どもで毎日外に出て遊ぶのは8%以下でした。
「このイベントでは、子どもたちは考えて生活を送ります。」
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7歳のバディは、経験を通じて生きるためのスキルを学んでいきます。
バディの母親のショナ・フリーボーンは、息子のバディーが他の子どもたちが騒いだりしているのに慣れてないため、友だちを作るのは難しいと感じていたと話します。
しかし、妹の手伝いもあって、他の子どもたちとの遊び方を学び、バディに友だちができました。
「それは、本当に息子に上手になってほしいことです。いつも苦労をしているので。
だんだん、できるようになればいいです。」
ショナはそう語ります。
息子のバディーには、自由な環境で子どもたちと遊ぶ環境が必要だと考えています。
成長するにつれて、直面する社会的な人とのやりとりができる練習になるといいます。
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このイベントへの参加は、パニックを起こした場合の心配から、他の子どもたちがたくさんいる行事に連れて行くことを避けていた、自分たちへの練習でもあるとショナはいいます。
「息子たちは、汚れるものに驚いたりしています。
うまくやっています。他の子どもたちがどうしているのかを見て、自分でやっています。」
発達障害の子をもつ家族たちが、お互いに楽しむためには、より多くのこのようなイベントや可能な場所が必要だといいます。
「子どもたちがパニックになっていても、変な目で見られることがありません。
「どうしてあなたの子どもそうなっているの?」
と思われて、じろじろ見られることもありません。」
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(出典・画像:豪abc
自然いっぱいのところで、人の目を気にしないでのびのびできたら、子どもも親にもいいと思います。
楽しめるのが一番です。
私はじろじろ見られても気にしないと、まだ小さかった頃に決めたので大丈夫ですが、きょうだいはやはり気になるようです。
「ずっと見ていて、むかついた。すごく嫌だ。」
自分のことのように思ってくれているのかなと思うとうれしい気持ちも少しある反面、自分のことのように思えるので嫌な思いをするのであれば、申し訳なく思ってしまう気持ちもあります。
こういう機会は、本人や親よりも、きょうだいにとてもいい機会になると思います。
 
「発達障害」の子と家族は、ただの子と家族

(チャーリー)


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