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発達障害の息子の父が、発達障害の子に優しいサンタさんになる

time 2017/11/24

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の息子の父が、発達障害の子に優しいサンタさんになる

たくさんの人、騒がしい音楽、知らない人、それらは全て困難となります。
そのため、父親のジュリー・シンプソンは発達障害の息子のジョーにクリスマスを楽しませることができませんでした。
しかし、アメリカやカナダで行われていることを知って、父親のジュリーはイギリスのリバプールにあるドビーズ・ショッピングセンターで2014年からサンタの取り組みを始めました。
ショッピングセンター内にある大手のスーパーのアンジェラと協力をして、これまでの3年間、息子のジョーも楽しませることができています。
息子のジョーは最初は心配していましたが、いまはサンタに会えることが楽しみになっています。
父親のジュリーは子どもたちを安心させるために、各国のサンタが学んでいることについて詳しく調べ学びました。
「私は煙突からやって来たんだ。とか、君は良い子かい?というようなことは言ってはいけません。
それは発達障害の子は文字通りにそれを受け止めてしまって、家に誰かがやってくると考えると怖くなってしまったり、自分が良い子なのか心配になってしまうからです。
子どもたちの父親にプレゼントを隠しておくようにお願いをします。
プレゼントを手に入れるためには、魔法の鍵が必要だと子どもたちには伝えます。
子どもたちには、こう伝えるのです。
できるだけ、自分が良い子になるようにがんばってみて、サンタがみているから。
また、サンタは子どもを触ったりしてはいけません。そうされるのが嫌いな子も多いからです。」
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このサンタさんの場所はまわりに比べて静かに環境になっているだけではありません。
「関わるスタッフも、発達障害の子どもたちが何を期待しているのかを理解しています。
親たちと同じ立場にいます。
子どもたちはリラックスできます。話しかけられたりすることもありません。」
4年目になった今年は他のショッピングセンターでも行われることが検討されています。
ショッピングセンターの担当者はこう語ります。
「親たちも本当に楽しんでいます。
多くの子どもたちが、初めてサンタさんと一緒に写真を撮ることもできました。
これまでの3年間にやってきた子どもたちは、その写真を日記にはさんで大事にしているそうです。」
(出典・画像:英HELLO!
外国の事例を見て、行動して
自分の子どもだけでなくて、たくさんの子どもたちに楽しまれて、
素晴らしい父親ですね。尊敬します。
発達障害の子の親が設立した自立支援の農場

(チャーリー)


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