発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

安心を手に入れました。自閉症の子の安全を守ってくれる介助犬

time 2016/07/01

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

安心を手に入れました。自閉症の子の安全を守ってくれる介助犬
  • 家族はアンディにどんな支援が必要か考えるべきか?
  • 自閉症児が行方不明になった場合、どのような対策を取るべきか?
  • 自閉症児に介助犬を提供するための費用はどのように捻出するべきか?

5歳になる自閉症のアンディは、昨年の夏に家を出たまま行方不明になりました。
彼は自分の名前も住所も両親の名前も言えません。
彼の家族は近所の人たちと探し回るだけでなく、警察にも捜索願いを出しました。幸い、彼は近くの場所で発見されましたが、自分の状況はまったく理解していませんでした。
「泣いてもいませんでした」アンディの母は言います。
「息子が、自分が迷子になっているという状況を理解できないのは、とても恐ろしいことだと思いました。」
「見知らぬ人が、息子を簡単にどこかに連れていってしまうでしょう。」
アンディは自分の要求を伝えることや、危険を避けることもできません。
一人になるのはとても危険なことなのです。
3年間、この家族を見守っている自閉症コンサルタントのクリスティー・カルデロンはこう語ります。
「アンディには『安全』という概念がありませんでした。自閉症児の多くは自分の興味のあることだけにしか目が向かず、危険の有無がわからないのです。」
その後、アンディは何度も家から脱走し、数時間も行方がわからなくなることが続きました。セーフティロックをかけても、アンディはそれを外して出て行ってしまうのです。家族だけでは、彼を見守るのは限界があります。また、いつか彼が行方不明になるとも解らず、家族は思案にくれました、
そして、介助犬のようなものが必要だという結論に至りました。
しかし、そう簡単な話ではありません。
子犬から訓練するには$13,000(日本円で約130万円)もかかります。
無料の介助犬を借りることもできますが、申請から約2年もかかるのです。
ですが、この2つの選択しかありませんでした。
「どちらも無理だと思いました。どうすればよいのかわかりませんでした。」
途方にくれていたアンディの母は友人からVIPサービスドッグ財団というものの存在を耳にします。
その組織は障害のある方向けの介助犬を提供しています。犬の訓練プログラムを専門家でなく、家族が積極的に行なうことで、$3,000(約30万円)の費用で介助犬の提供を受けることができます。
2ヶ月後、訓練プログラムためにやって来たコーキーという名の幼いプードルの雑種犬はアンディと出会いました。
「アンディは本当に喜んでコーキーを抱きしめると、コーキーは彼のとなりにお座りしました。その姿を見た瞬間、相性がぴったりだと思いました。」
その後の9ヶ月間、アンディの母は24時間ずっとアンディとコーキー二人の母となり、介助犬の訓練を行いました。
そしてコーキーはVIPサービスドッグ財団の試験をクリアし、介助犬として認定を受けることができました。
dog2
家では、コーキーは他の子犬と変わりません。
見知らぬ人と出会っても、かわいらしいペットとして喜び、走り回ります。いつも誰かや介助犬ではない普通の犬と遊びたがっています。
「しかし、この介助犬用ベストを着せると、とたんに変わります。
アンディがパニックなど激しい感情に襲われると、コーキーはアンディの上に乗り、落ち着かせようとします。
安全を確保するのも、もうひとつの大きな仕事です。」
家の外に出ている間は、アンディはコーキーから離れることができません。たとえ、5歳の時のように脱走しようとしても、コーキーがけっしてアンディのそばからは離れないからです。
「私たちは、安心を手に入れました。外出しても、コーキーのおかげで安全です。」
安心感は、家での家族たちの生活も変えました。
「私達の家には、ドアが開いたらブザーが鳴るセキュリティシステムをつけていますが、コーキーはアンディや誰かがドアの近くにいるだけで教えてくれます。」
専門家によると、自閉症児への介助犬はまだ目新しいものといいます。
「私たちは介助犬といえば、目や耳が不自由な人向けの犬と思いがちです。
今、訓練をしている犬たちは、自閉症の方の安全を守ってくれる、盾のような存在にもなろうとしています。
コーキーは間違いなく、アンディを取り巻く環境から、アンディを助けています。」
dog4 dog3
アンディとコーキーは今なおずっと、強い信頼関係で結ばれています。
そして母は、アンディがますます立派な子どもになれるように、コーキーが助けてくれると考えています。
 
「息子が必要なときには、いつもコーキーがいてくれる。
コーキーはずっと家族。コーキーがリタイアして普通の犬になっても。」

(出典・画像:米dnainfo
介助犬でなくても、とてもよいそうです。
介助犬でないペットの犬でも家庭を助けてくれる。

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから
福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。