発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の子には機会が必要、子どもたちが輝けるようにします

time 2018/05/25

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

発達障害の子には機会が必要、子どもたちが輝けるようにします

エリヤ・ケリーは米国フロリダ州にあるミネオラ湖に来ると、アドレナリンが止まらなくなってしまいます。
ミシガン州に本拠地を置く非営利団体のアボーブ・ザ・ウェイクのトム・ハートは、エリヤが初めてウェイクボードに乗ることができた子だと言います。
エリヤはウェイクボードに乗った後、ホットドッグのような形をした大きなチューブを抱いています。
笑顔でいっぱいになっています。
アボーブ・ザ・ウェイクは、発達障害と診断をされた子どもたちに、パドルボート、ウェイクボード、チュービングなどのウォータースポーツを教えています。
新しいことに挑戦したい、友だちを作りたい、そう考えていた子どもたちが地域を越えて参加しています。
「昨年の、3回めの参加で初めてウェイクボードに乗ることができました。
本当に楽しくて、驚きました。」
そうエリアは言います。
トムは発達障害の子どもたちへの水辺を使った療育プログラムの必要性を感じ、アボーブ・ザ・ウェイクの取り組みを始めました。
親たちも子どもたちができることに驚いていると言います。
「発達障害の子どもたちには、こうした機会が必要です。
発達障害と診断をされると、絶望する人もいます。
そうではありません。
私たちは、そうした子どもたちと一緒になって、子どもたちが輝けるようにします。
そうして、何度も驚く経験をしてきました。」
b2
子どもたちは、保護者やボランティアと一緒になって湖にモーターボードで出ていきました。
モーターボードに牽引されたチューブの上で、エリヤたちは手を上げて水しぶきを感じています。
子どもたちが水の中に落ちても、何度も乗って楽しみます。
「みんながウェイクボードに乗って立ち上がりたいと思っているわけではありません。
したいこと、できることをすればいいんです。
このチューブに乗って楽しむことは、みんなができます。」
フロリダ州に住むキッチは、アボーブ・ザ・ウェイクの取り組みがここで行われる度に、息子のジェームズを連れてきます。
「初めてこのイベントに参加したときには、息子はただ見ていることしかできませんでした。
2回めに来た時に、チューブに乗ることができました。
親としてはいつも過保護になりがちになってしまうので、こうした機会は親にとってもいいはずです。」
(出典・画像:米Orland Sentinel
安全を確保した上で水で遊ぶのは本当に、子どもたちも楽しいはずです。
うちの子も小さな頃から本当に水が大好きです。
お風呂の大きさよりも背が小さかった頃は、よく潜ってくらげのようにぷかぷか、いつまでもしてました。
今は大きくなってお風呂ではできませんけれど。
プールの季節も近づいてきました。うちの子が楽しめる機会も増えるはずです。
そして、安全には十分に気をつけなければなりません。
自閉症の子の命を守るために何よりも水泳を

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。