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自閉症の少女はダンスで、友だちを作り交流する方法を学んだ

time 2023/10/09

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

自閉症の少女はダンスで、友だちを作り交流する方法を学んだ

11歳の少女、スカイ・リチャーズは、今年の「オーティズム・ゴット・タレント」に兄に続いて、出演します。

スカイ・リチャーズは社交コミュニケーション、対人スキル、感覚刺激に関する困難を経験した後、自分自身を表現するために芸術を使っている野心的なダンサーにとっての夢の実現です。

スカイのような多くの自閉症の若者にとって、自尊心と排除は大きな問題となることがあります。
しかし、スカイは話す必要もなく、ダンスの情熱を自分自身を表現する手段として活用できます。

スカイが初めて歩いたときから、家中でダンスを踊っていました。
その情熱を見て、両親はスカイが入学できる年齢になると、ダンス学校に入学させました。
スカイの母親のキャロラインは、ダンスが娘にとってどれだけ重要かを語りました。

「ダンスはまるで人生を変えるものです。
悪いできごとあった日には、ダンスはまるで娘のセラピーになります」

今年はスカイの高校生活の始まりでした。
最初は環境の変化が難しかったかもしれませんが、学校の後に週4回もダンスをすることで学校の日々を乗り越えてきました。

スカイは7歳の頃には自閉症と診断されていました。
社交コミュニケーションと対人関係に関する困難がありました。
読症と数学障害も診断されており、英語や数学などの日常の授業が難しいことがあります。
しかし、スポーツやダンスなどの表現的な活動では、スカイは生き生きと活気づきます。

スカイが現在練習しているアンラビー・スタジオでは、多くの友だちを作り、周りと交流する方法を学びました。
キャロラインは言います。

「母親として、スカイが花開いて自分自身であるのを見るのは本当にうれしいことです」

スカイの兄、ローガンも昨年パフォーマーとして同じ「オーティズム・ゴット・タレント」にノミネートされました。
イベントはローガンにとって大成功となり、今でも連絡を取り合う友だちを作ることができました。

今年はスカイの番です。
スカイはストリートダンスを披露します。
キャロラインはこう言います。

「オーティズム・ゴット・タレントに出演できることは、素晴らしい成果です。
今年のショーには250人以上の応募者がいましたが、選ばれたのはわずか20人でした」

スカイのダンスの先生であるスカーレット・ハードは、スカイがロンドンで披露するダンスの振り付けを手伝っています。
スカーレットはこう言います。

「私はストリートダンスとタップを、スカイに教えています。
スカイはいつも授業に集中するので、教えるのは本当に楽しいです。
スカイはダンスに対する情熱、根気、そして努力のおかげで2年間で大きな進歩を遂げました。
スカイはステージで生き生きとし、観客の前でパフォーマンスするのが大好きなので、きっと見ている方も楽しんでいただけると思います!」

(出典・画像:英Hull Live

大好きなことを追求して、さらなるチャンスをつかむ。

すばらしいです。

うちの子も小さな頃から踊ることは大好きです。

自閉症の困難に役立つ。「ダンス」の脳を同期させる効果の研究

(チャーリー)


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