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発達障害の子と家族の旅行体験を専門チームも設けて支援する空港

time 2018/08/15

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発達障害の子と家族の旅行体験を専門チームも設けて支援する空港

混雑、騒音、そして待ち時間。
まだ小さな子どもを空港に連れて行くことは、親にとってストレスがたまることになってしまうかもしれません。
しかし、発達障害の5歳の息子をかかえるマリー・ラオにとっては別次元の話になります。
「空港にはもう二度と来ようと思いませんでした。」
空港は、息子のハリソンをパニックにするところだと言います。
「空港は騒々しいのは当然のことですが、息子のハリソンにはそれがより厳しいものになってしまうのです。
まわりの人たちは息子を見て、ただ騒いでいるだけのように思っているようで、発達障害について理解していません。
どうして、ハリソンがここまで待つことができないのかわからないと思います。
ハリソンは他の子どもが泣いているだけで、あっという間に遠くに行ってしまいます。
ハリソンを見ても、障害があるようには思われないのでしょう。
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目に見えない障害の子どもたちへの理解はあまり進んでいないようです。
私も、自分の子どもがそうであるまで理解出来ていませんでした。
息子がパニックになるのを防ぐためには、もう空港には行けないと思っていました。」
しかし、母親のマリーは特別なサポートを受けることがでるイギリス、カーディフ空港のウェブページを見ました。
「空港では、目に見えない障害をお持ちのお子さんのために、リストバンドをお渡しします。そして支援を行います。」
無料で、空港の見学ツアーもしてくれます。
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「カーディフ空港を以前使っていましたが、当時はこのような支援はありませんでした。
目に見えない障害がある子どものいる家族にとって大きな助けになるはずです。」
母親のマリーは、心配がずいぶんなくなったと言います。
「空港のスタッフの方たちも十分に研修を受けています。適切なものになっていると思います。
ただ、カーディフ空港でこのような支援が行われていることはまだ、他の親たちも知らなかったと言っていました。」
カーディフ空港には、慈善団体のオーティズム・パズルによる研修プログラムを受けた、移動に困難をかかえる人たちを支援するチームが作られています。
発達障害の子どもや家族が直面する、旅行中に起きる問題を理解していて、さまざまな方法で支援を行っています。スムーズでストレスがない体験を提供するために24時間体制で行っています。
(出典・画像:英Wales Online
こうした支援が世界中に広がっているのを見ると、本当にありがたく思います。
うちの子も大きな声を出したりして、まわりから見られることがありますが、自分が子どもだった頃に比べると奇異な目で見る人は少なくなったのではないかと思います。
認識や優しさも昔より確実に広がってきたのだろうと感じています。
発達障害の子と家族が空港で搭乗手続きと離陸準備を経験できる機会

(チャーリー)

 


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