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発達障害の子に社会性や自信をつけるレゴの利用を先生たちが学ぶ

time 2018/09/03

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

発達障害の子に社会性や自信をつけるレゴの利用を先生たちが学ぶ

発達障害の子を支援する方法として、レゴの利用方法を先生たちが学んでいます。
ニュージーランドでは、全国の学校やコミュニティにレゴのクラブがあります。
発達障害の子どもたちの社会的なスキルの向上を支援するものとなっています。
「レゴをみんなで行う場合には、3つの役割を分担します。
レゴを組み立てる人、設計図をよく見て指示を出す人、適切な形のレゴを見つける人です。」
そう、ニュージーランド自閉症協会の教育訓練センターのニール・スチュアートが言います。
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「発達障害の子の多くが、レゴで組み立てることが得意なんです。」
スチュアートは、先生たちのためのレゴの講習を行っています。
すぐに満員になってしまうと言います。
「まだまだ、たくさんの学校の先生たちを待たせてしまっている状況です。」
メイル・ウィルソン先生は、自分の学校でレゴのクラブをもう2年運営しています。
「全ての学校で、レゴのクラブを設けてほしいと思っています。100パーセントおすすめします。」
ウィルソン先生は、子どもたちの成長を見てきました。
「レゴが言葉になるのです。子どもたちの表現力が増します。そして、子どもたちは明るくなっています。
学校での自分の居場所を見つけることができるようになったんです。」
彼女は彼女のグループの子供の変化を奨励しています。
「彼らは本当に言葉になり、表現力が増します…彼らは確実に明るくなり、学校の周りにニッチを見つけたり、所属する場所を見つけることができます。」
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l3 ニュージーランド自閉症協会でも、これは研究の結果でも示されていることだと言います。
「レゴのクラブだけでなく、その他の場面でも他の人と交流ができるようになるんです。」
12歳のケア・ウェズリーは、レゴのクラブが本当に大好きです。
家族たちは、3年前にケアがクラブに入ってから、落ち着けるようになり、自分に自信がもてるようになっていくのを見てきました。
ケアもこう言います。
「レゴはコミュニケーションです。まわりの人とやりとりができる方法なんです。」
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ケアの母親のアマンダもこう言います。
「みんな組み立てることに夢中になります。
そして、レゴを組み立てていくときにコミュニケーションをとっています。
それが、ストレスや不安を取り除いているようです。
家族の私たちから見ても、コミュニケーションのスキルを向上させてくれたことがわかります。
例えば、きょうだいで一緒に組み立てているときには、チームとして一緒になって組み立てて、よく話せるようになりました。
そうしたレゴについて、先生たち学ぶことは、本当に素晴らしいことだと思います。」
(出典・画像:ニュージーランドtvnz
レゴのように部品を集めて組み立てていくのは、発達障害や知的障害の子たちに良いものだということはよく想像できます。
うちの子は学校ではビーズに糸を通したり、トングで小さなスポンジをつかんで隣の皿に移したりしています。
前に比べると、上手に速く、長い時間することができるようになったのがわかります。
そんな、私たちには簡単そうな作業でも、その進歩には本当にうれしくなります。学校の先生にはいつも感謝です。
発達障害の10歳の子が作った世界最大のレゴのタイタニック号

(チャーリー)

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