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発達障害の子も大丈夫。感覚に配慮がされたサンタさんとの機会

time 2018/11/27

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発達障害の子も大丈夫。感覚に配慮がされたサンタさんとの機会

タッシュ・ブリュンクは、発達障害の12歳の息子のヤクソンをスーパーやショッピングモールに最後に連れて行ったのがいつだったのかももうわかりません。
しかし、今年のクリスマスには感覚に配慮されたサンタさんとの撮影会に、ヤクソンと二人のきょうだいを連れていくことができそうです。
ニュージーランドのオークランドにあるウェストフィールド・ショッピングセンターで、発達障害の子どもたちへの配慮が行われます。
このショッピングセンターのマネージャーのレイチェル・ビーレは、感覚に問題をかかえる発達障害の子どもたちに、完全に楽しめるような環境を作りたいと語ります。
「感覚の問題をかかえている子どもたちにとって、サンタが待っている場所でのいつものような、明るい光、音楽、たくさんの人混みは、大きな負担になってしまうことがあるためです。」
ウェストフィールドショッピングセンターは、ニュージーランド全国で同様の配慮を行っています。
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ニュージーランドの発達障害者支援団体のデーン・ドーガンCEOは、発達障害の人にとって静かで過ごしやすいクリスマスを楽しめる機会が提供されることは、本当に重要な取り組みだといいます。
「多くの人たちと同じように、クリスマスを祝って楽しめるんです。
発達障害の子どもだけでなく、家族にとっても楽しめる環境になります。
本当に素晴らしい機会だと思います。」
発達障害の息子のヤクソンを連れて行くことを楽しみにしている母親のタッシュは、感覚に配慮された機会は発達障害の子どもにとって新しい環境やあたらしい人たちに慣れる、成長できる機会になっているといいます。
今年のはじめには、感覚に優しい時間を設けられた、トランポリンで遊べる施設で楽しむとそれ以降は、そうした特別な時間に限らずに、その施設でトランポリンを楽しめるようになりました。
「発達障害の子どもが新しいことに、ゆっくり慣れていくのに、感覚に優しい時間、機会はとても良い方法だと思います。」
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ニュージーランドでは、今年になってからこの他にもスーパーマーケットなどで、発達障害の人たちが静かに買い物ができる時間が毎週設けられるようなことが始まっています。
(出典・画像:ニュージーランドstuff
サンタさんとの写真撮影をとても大事にしている国や人たちがいます。
それでも、発達障害の子の場合には、なかなかそれが難しく、家族の願い叶わずということがめずらしくないようです。
こうした家族の願い、思い出が作られる機会での配慮は本当にうれしいものです。
発達障害の息子の母、サンタをぶん殴る。

(チャーリー)

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