発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の子たちが夢中になって体を動かしだす、反応する部屋

time 2019/02/04

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の子たちが夢中になって体を動かしだす、反応する部屋

デジタルスクリーンに囲まれています。
体を動かすと、あなたの体のイメージが広がっていきます。虹も広がります。
みんな最初は小さく動きますが、すぐに大きな動きをするようになります。
そして踊りだします。
あなたが動けげ、あなたの世界が広がっていくのです。
それは、新しい感覚を感じさせます。
マリノ特別支援学校の40人の生徒たちが参加しているのは、イン・ザ・ピクチャーというプロジェクトです。
動き、光、色を使って子どもたちの集中力を高め、自分に自信をつけてもらうためのものです。
p4
このプロジェクトは、パリを拠点とするアン・クラリーとデニス・コノリーが設立した団体によって行われています。
芸術、科学、技術をつかって、感覚の問題を解消する方法を探ろうとするものです。
世界がどのように見えるのか、自分についてどう認識しているのか、そして幸せに過ごすことにどう影響しているのか。
マリノ特別支援学校では、18歳までの子どもたちがいます。
多くは、発達障害である自閉症スペクトラム障害です。
オナー・ケニー校長はこう言います。
「子どもたちに集中力がついてきています。
最初は興味がなくてマットに寝転んで見ていただけのこどもたちも、しだいに参加するようになります。
そうした光景を見るとうれしくなります。」
p2
このプロジェクトを始めたアンはこう言います。
「発達障害の子どもたちも、テクノロジーを利用することでコミュニケーションがしやすくなります。
こうした経験を通じて、コミュニケーションができるように一歩ずつ進んでいきます。
また、発達障害の子どもたちはとても創造的なところがあります。
それを活かした方法です。
このプロジェクトは、ざまざまな程度の自閉症スペクトラム障害の子どもたちに役に立つものです。
自分のイメージが映ることに最初は興味がない子どもたちには、手をかざしてもらうことから始めます。
すると、どんどん夢中になっていきます。
また、ヨガやダンスの動きも教えると、子どもたちはリラックスすることもできるようになりました。
p3
子どもたちは自分で選択をしていくようにもなります。
最初は教えたことをしますが、夢中になっていくと、自分なりの動きを考えて始めるんです。」
アンたちは、さらにこのプロジェクトを広めていくために、その効果を科学的に評価できる方法の開発にも取り組んでいます。
(出典・画像:アイルランドTHE IRISH TIMES
これは楽しそうです。インタラクティブなプロジェクションマッピングですね。
反応をしてくれれば、もっともっと行動も起こしたくる気持ちよくわかります。
発達障害の子どもたちを助けてくれるこうした楽しい取り組みはどんどん開発されていくといいなと願います。
発達障害の生徒が社会的な交流を学べるVRアプリを学生が開発

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。