発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の息子の感覚の問題をまず助けようと母親が生んだ製品

time 2019/03/06

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の息子の感覚の問題をまず助けようと母親が生んだ製品

母親は他の人にはわからないようにした、発達障害の子どもを助ける方法を思いつきました。
ベロニカ・バンクスは発達障害の子が落ち着けるように、いろいろな材料を使っています。
「この製品の目的は、発達障害の子に役立つことです。
それは私のような家族、そして息子ショーンのような子どもを助けるためのものです。」
ベロニカの息子のショーンは発達障害です。
「10歳になるまで、診断を受けていませんでした。
それまで息子の行動を理解できていませんでした。」
ベロニカは特定の色や質感がショーンの不安やパニックを起こすことを軽減させることに気づきました。
そして、そうしたものをショーンの服に縫い付けるようになりました。
a10 a8 a5
しかし、学校ではそれに注目があつまり、いじめにつながっていきました。
「『お前は馬鹿だ、自殺しろ。』
そんなメモを息子は渡されていました。
そして息子は書いていたんです。
もう人生を終わらせたいと。
私が今まで生きてきて、一番つらい出来事でした。」
そして、ベロニカは自分たちだけでなく、同様な状況にある他の家族も助けたいと考えるようになりました。
ベロニカは、ポケットの内側に落ち着くものを縫い付けるようにしました。
a4 a3 a2 a7
そして、これを広く提供するために非営利団体のブルー・クレヨンを設立しました。
他の人にはわからないようにした、発達障害の子を助ける製品を提供しています。
「私たちは、落ち着かせてくれる感覚のものを身に着けたり、自宅に置いていても、恥ずかしいと思わせないようにします。」
今では、服をカスタマイズするだけでなく、色と道具をつかって、落ち着く部屋にすることも行っています。
a1
(出典・画像:米wink
うちの子もなんでこんなものを?と思わせる物をずっと話さず持ち歩いていることがあります。
感覚的に落ち着くんだと思います。
それをポケットの中につければ、あまり目立つこともないかもしれませんね。

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。