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発達障害の子どもたちも成長して親密な友情を育むことができる

time 2019/04/27

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

発達障害の子どもたちも成長して親密な友情を育むことができる

ナイジェル・オドムが1歳の頃は人と目を合わせることはなく、他の子どもたちを敬遠して一人でずっといました。
子どもが近づいてきても、遊ぶ方法もわかりませんでした。
ナイジェルは発達障害でした。
人と関わりをもつことに困難をかかえていました。
母親のジェニーはこう言います。
「自分一人だけ、自分だけの世界にいました。」
ナイジェルは3歳のときに発達障害と診断をされ、療育を受けることになりました。
米アトランタにあるマーカス自閉症児童保健センターの就学前教育プログラムに参加しました。
「息子のナイジェルと姉妹も一緒に取り組みました。
これが大きな成果につながったと思います。
ここ数週間のうちに、息子は私の手をとって、これを見てと言うようになりました。
そして、遊ぼうとも。」
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息子のナイジェルがとても人に共感できるようになり社交的になったことを、ジェニーはうれしく思っています。
発達障害の子の親の多くは、社会的な孤立を心配します。
マーカス自閉症センターの教育プログラムでは、友だちができるようになるのを手助けします。
「多くのことを学んでいます。
目標は幼稚園に入れるようにすることですが、それは息子のずっと続く人生の役に立つものです。」
ナイジェルと母親のジェニーはマーカス自閉症センターの「ライクリ―・フレンドシップ」という写真のキャンペーンに参加しました。療育によって築けるようになった人との関わりを伝えるものです。
これらの写真を見れば、発達障害の子どもたちも親密な友情を育めることがわかります。
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「私たち親子も成長できました。
息子は、創造的で面白くて、音楽が大好き。」
5歳のクロエ・ジェームスもマーカス自閉症センターの取り組みに参加しています。
クロエは話すことができませんでした。
そのためコミュニケーションをとることができず、いつも怒り、苛立っていました。
「娘は攻撃的になることがよくありました。
お腹がすいたとき、つかれたとき、何か欲しいときに伝えることができなかったんです。」
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今、クロエは「ママ」「パパ」のような簡単なことが少し言えるようになりました。
そして、コミュニケーションをとるための他の方法も学びました。
食べたいときや飲みたいときには絵カードを使って知らせたり、欲しいものを指で指すことができるようになりました。
ここでの療育や介助犬のフリップが娘を成長させてくれたといいます。
クロエはもう怒ることはあまりなくなりました。
しかし変わらないところもあります。
それは犬が大好きなことです。
クロエがベッドにいないときには、必ず犬のそばで横になっています。
「娘は社交的になりました。療育によって別の道に進むことができました。」
(出典・画像:米TODAY
こんなに成長することができて、本当に良かったと思います。とても喜んでいる親の姿も想像できます。
人それぞれ、成長のスピードは違います。
こんなにすぐに目に見えるようにならなくても、きっと成長しているはずです。
発達障害の子は今語彙が少なくても言語能力はずっと発達を続ける
 

(チャーリー)

 


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