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発達障害の男性が理髪師に。恐怖を克服し夢は実現できると示す

time 2019/05/28

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発達障害の男性が理髪師に。恐怖を克服し夢は実現できると示す

自分が障害をもっていることを活かして、障害のある人が恐怖を克服し、夢を実現することを助けている男性がいます。
27歳の理髪師、C.J.ヘルナンデスは3歳のときに発達障害と診断をされました。
髪を切るときはずっと恐怖を感じていました。
「とくに怖かったのは、クリッパーやはさみです。その音や目に刺さるのではないかと思っていました。」
ヘルナンデスの母親のメリーは、ヘルナンデスが泣き叫んだり、理髪店に入るのをよく拒んだといいます。
しかし、今ではそのヘルナンデスが理髪師になったのです。
「私は、とてもクールな兄弟の髪型を見て興味を持ったんです。」
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ヘルナンデスは10代の頃、仕事ができるようにコミュニケーションスキルと自分に自信がつくように、米サウスウェスト自閉症研究センターの支援プログラム(SARRC)に参加しました。
SARRCのマーケティングディレクター、カレン・スコットはこう言います。
「ヘルナンデスには、もうSARRCは必要なくなりました。立派に自立しています。」
ヘルナンデスは理髪店でフルタイムで働いています。
店長のフランシスコ・ロドリゲスはこう言います。
「ヘルナンデスと一緒に仕事をするのは楽しいですよ。
自分のヘアカット技術にもとても自信を持っています。」
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全国的に、SARRCが引用した最近の統計によると、自閉症スペクトラム障害を持つ成人の90%が米国で失業しています。
ヘルナンデスはこう言います。
「今私は自分に自信があります。発達障害であることを恥ずかしいとは思いません。」
ヘルナンデスは現在、ボディランゲージを理解できるように練習しています。
ヘルナンデスは、発達障害の人たちに孤独ではないことを知って、勇気をもってほしいと願っています。
「発達障害であっても、できることがあります。自分がその例です。」
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ヘルナンデスの母親はこう言います。
「私は息子の前向きな姿勢が本当ににうれしいです。
ヘルナンデスは発達障害がありますが、とても誇りに思える息子です。
私がいなくなったあとも、私なしでうまくやっていけるはずです。」
(出典・画像:米azfamily
自分が経験しているからこそ、提供できる価値があると思います。
ここの理髪店であれば、発達障害の人でも安心して通えそうですね。
いけなくなった子もここなら大丈夫。発達障害の子に優しい理髪店

(チャーリー)


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