私の娘が発達障害の自閉症と診断をされて、私はInstagramで娘を理解できそうな人を探しました。
私には発達障害の知り合いは一人もいなかったためです。
私の友人の全員が、子どもには発達障害はありませんでした。
なので、私は探しました。必死でした。
美しい女性に目が行きました。
元ミス・アメリカの受賞者でした。
成功しているキャリア、ボーイフレンド、私があこがれるような生活をしている女性です。
そして私は彼女に夢中になりました。
なぜなら、彼女も発達障害の自閉症だったからです。
私はメッセージを送りました。
「助けてください。頭がいっぱいです。困っています。
娘を理解したいんです。どうかお願いします。」
見知らぬ人にそんなことを言ってしまう母親であり、
そして、彼女に生き残るだけでなく、成功する秘訣を教えてほしいとも、伝えました。
すぐに彼女は返信してくれました。
それから、友だちになりました。もう２年になります。
私は彼女の輝かしい生活を遠くから見ています。
私が、発達障害の娘をもって悲観的だった母親から、発達障害の娘を受け入れる母親に私が変わっていくのを彼女も見てきたはずです。
彼女は私にとってあこがれの存在です。
そんな彼女が娘と同じ発達書害だとは全く思ってもみませんでした。
先週、元ミス・アメリカの彼女であるカエリンから、娘のキャンベルと会って話すことができないかとお願いされました。
娘のキャンベルにカエリンに会えること、
そしてカエリンがこれまでに成し遂げてきた驚くべきことのすべてを話しました。
カエリンが世界中を旅し、冠をつけて舞台で話すようになったのも、発達障害、自閉症と呼ばれている才能をもっていたからだと。
発達障害や自閉症という言葉を娘に話したのは初めてのことでした。
娘のキャンベルは自分がそうであることはまだ知っていません。
私はずっとその言葉を娘が耳にすることを恐れてきました。
どうやって、どう伝えるのがいいのか。
しかし、発達障害で自閉症のカエリンは、それを助けてくれる最も素晴らしい存在です。
彼女なら、それを話すことができます。
発達障害、自閉症であることは怖くない、素晴らしい才能になると。
私たちはビーチでカエリンと会いました。
娘のキャンベルは遠くから彼女を見つけると、走っていって飛びつきました。
息が落ち着くまで、カエリンは抱きしめてくれました。
娘が初めて会う人にこんなことをするのを見たのは初めてでした。
娘のキャンベルには、カエリンがとても身近で安心な人であることがよくわかっていたのでしょう。
娘を抱きしめるのを終えると、カエリンは私たちのすべてを変えてくれる贈り物をくれました。
王冠を娘にくれたのです。
その光景は私の人生のなかで最も美しい瞬間でした。
娘はひざまずいて、王冠をだきしめていました。
これから何でも実現できる。
そう教えてくれる、すばらしい宝物です。
娘のキャンベルとカエリンは一緒に砂遊びを始めました。
私はカエリンにしたいと思っていた質問がありました。
「いじめられましたか？」
「感覚で苦労していませんか？」
「診断されてどう思いましたか？」
「発達障害であることを、まわりの人は受け入れてくていますか？」
彼女は娘と遊びながら答えてくれました。
どれも私を優しくつつんでくれるような答えでした。
少女だった頃のカエリンを、今、私が育てているのだとわかりました。
２０歳も違う、他人であった女性と女の子が信じられないほどの素晴らしい共通点、発達障害、自閉症でつながっています。私たちは一緒になって涙を流しました。
発達障害、自閉症は人それぞれ、状態は異なります。
そのため、成功のお手本、尊敬する人を見つけるのは簡単ではありません。
カエリンは２０歳で自閉症と診断をされて、それを公表しました。
そのおかげで、私と娘はヒーローを見つけることができました。
公表してくれていなかったら、出会えませんでした。
本当に感謝をしています。
お別れの時が来ると、娘は泣き始めました。
こんなにも、娘が大好きになった人はいないからでしょう。
しかし、お別れにはなっていません。
今ではカエリンは私たち家族の一員となっています。
カエリンからもらった王冠が、娘の部屋に置かれています。
カエリン本人と同じように、光り輝いています。
私たち家族全員にとって、希望の光を与えてくれています。
カエリンと娘のキャンベルを見てみてください。
私は娘が自閉症であることを、本当に誇れるようになりました。
あなたが他の人と違って生まれたのなら、むしろ背を伸ばし、顔を上げてください。
その違いは、あなたを最も価値ある人にするすばらしい王冠なのですから。
（出典・画像：米YAHOO!）
子どもと自分を勇気づけてくれる素晴らしい人に出会えて本当に良かったですね。
こんな出来事はさらに多くの人を勇気づけてくれます。
発達障害の息子がロックライブのステージで経験した最高の出来事
（チャーリー）
