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発達障害の少年は学校を変えた。違う場所でなくバーチャルへ

time 2019/10/02

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の少年は学校を変えた。違う場所でなくバーチャルへ

人それぞれの学び方があります。
一人の少年にとってそれは学校を変えることでした。
別の場所の学校ではなく、バーチャルの学校へ。
8歳のナサニエル・ヘルナンデスは米ワシントンバーチャルアカデミーで学んでいます。
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ナサニエルの祖母、セレネは今までの学校で苦労をしてきたナサニエルを見て、変えなければならないと決断しました。
「孫のナサニエルは発達障害です。自閉症とADHDをかかえています。
これまで通っていた学校ではずっと強い不安で過ごしていました。
今ではバーチャルアカデミーで自宅で学ぶようになってもう3年目になります。」
学校を変えてからナサニエルは成長しています。
「手で文字を書くことが本当に上手になりました。」
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ナサニエルがより成長できたのは、バーチャルアカデミーが校舎がないだけでとても実践的だからです。
ワシントンバーチャルアカデミー中学校のデルバート・ヘイスタント校長はこう言います。
「決まった教師がライブで生徒に教えています。そして子どもたちの成長は親だけにあるとも考えていません。」
セレーネ先生はナサニエルの担任です。
ナサニエルにはどう教えるのかが良いのかがわかっています。
「バーチャルスクールで私が気づいたメリットは、すべての子どもがそれぞれの方法で学べるようになっていることです。」
ヘイスタント校長もそれを強調します。
「誰もが自分にあった学習スタイル、学習へのニーズがあります。
私たちは生徒と家族のニーズを満たし、成功できるように支援します。」
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セレーネ先生が希望をもてたのもそこにあります。
「発達障害があるために5歳になっても話すことができない子がいます。
そうした子が今までの学校でうまくやってけるとは思えません。
そんな子たちがこの学校では、本を読むようになったり、話すところを耳にできたり、
算数ができるようになったのを目にすると、本当に幸せになるんです。」
セレーネ先生はナサニエルがこのまま高校生になるまで教えていきたいといいます。
(出典・画像:米NBC Right Now
命をなくすことにつながるようになるまで、無理して行ってほしくはありません。
どんどんこうした学びの多様化も進んでいってほしいと願います。日本でも。
発達障害の子と親が求めたインクルーシブでない学校

(チャーリー)


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