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発達障害の少年の最悪の日々を最高の日々に変えた最高の友だち

time 2019/10/13

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発達障害の少年の最悪の日々を最高の日々に変えた最高の友だち

ジャック・マイヤーは高校に通い始めたときには、もういじめられることに慣れていました。
「高校に入学するときは、誰でも不安で難しく考えるはずです。
障害をかかえていれば、さらにそれが10倍にはなります。」
そう発達障害をかかえているジャックは言います。
「私はいつもからかわれました。ずっと孤独でした。悲しかったです。
学校のすべてが嫌いでした。
ランチもずっと一人でした。
僕は発達障害です。
ほとんどの人は僕を理解できませんでした。
僕も人の感情を知ることが難しくて、友だちを作る、ずっと友だちでいることが難しいのです。」
ジャックの家族もたいへんでした。
母親のダイアナは言います。
「息子のジャックは、人数の少ない小さな中学校から、1000人も生徒がいる高校に入りました。
毎日、学校に行きたくないと泣いていました。
私たち家族もとてもつらく思いました。
発達障害は治りません。
他の人には出来ても、息子のジャックには出来ないことがあります。」
しかし、高校に入ってからすぐにジャックの人生が変わりました。
クラスメイトのジョシー・ランドはジャックがいつも一人でいるのを見て、話しかけました。
母親のダイアナはこう言います。
「それがジャックの心を癒やし、命を救ってくれたと思います。」
ジャックとジョシーの友情はここから生まれました。
ジョシーは知的障害や発達障害をかかえる学生とマンツーマンでつきあい友だちになることを目的とするベスト・バディープログラムに参加していました。
「ジャックとジョシーはペアになりました。」
そう、この取り組みの米イリノイ州のディレクターのエマ・ラコッセは言います。
「イリノイ州では、150以上の支部で取り組んでいます。
これは生徒が主導して取り組んでいるものですが、各支部ごとに2人の教師も参加しています。
毎月イベントも開催しています。
知的障害、発達障害の生徒とそうでない生徒と同じようにつきあい、受け入れられることをすすめる活動です。」
ジョシーの最初の目標は、本当のジャックを知ることでした。
「私がジャックに初めて会ったとき、ジャックは自分を隠していました。
ジャックはいつも緊張していました。周りの人すべてに不安を感じていました。」
しかしジョシーは徐々にジャックと友だちになっていきました。
「ジャックは私と一緒にランチをするのが大好きです。2人のお気に入りの料理もあります。
自転車で近所を走ります。家を見るのが好きなんです。
一緒にプールに行ったり、季節ごとにいろいろなところにも行きました。
音楽とダンスは二人とも好きです。」
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母親のダイアナはこう言います。
「ジョシーは毎週電話をくれました。
ジャックは友だちができて安心して過ごすことができるようになってきました。
ジャックはそれまで家族以外とは出かけることもありませんでした。
それがジョシーと一緒に過ごす時間がどんどん増えていきました。
一緒に踊ったりしています。」
この取り組み、ベスト・バディープログラムでは自分の能力について話すことを奨励しています。
発達障害のジャックはスピーチを行い、ベスト・バディープログラムの大使に今ではなっています。
「息子のジャックが大使に選ばれたことは忘れません。
息子は本当に喜んでいました。」
ジャックは話す能力も大きく向上したといいます。
そして、ジャックには人前で話す才能があることを見つけました。
ジャックはこう言います。
「たくさんの人の前で初めて話したとき、とても幸せでした。
ベスト・バディープログラムが私の才能も見つけてくれたんです。」
これまでの3年間に、国内外でたくさんの人の前で30以上も講演を行っています。
「高校で初めて会ったときに、ジャックが世界中で講演をする人になると誰かに話しても、誰も信じることなかったはずです。」
そう友だちのジョシーは言います。
母親のダイアナはこう言います。
「最高の友だちが、息子の才能を見て、それを使えるように学ぶことを助けてくれました。
今では息子のジャックには将来があります。
息子は息子と同じような人たちを助ける存在になりたいと考えています。
ジョシーがジャックを大きく変えてくれました。
ジョシーは私が今まで会ったなかでもっとも優しさと愛情を持っている人です。」
ジャックもジョシーも今では高校を卒業し別の道を進んでいますが、連絡をとりあっています。
「ジョシーと出会えなかったら、ジャックはどうなっていたでしょう。
あの頃は、ジャックが今のようになるなんて、本当に想像もできませんでした。」
ジャックもベスト・バディープログラムとジョシーが自分を大きく変えてくれたと言います。
「最高の友だちが、最悪の日々を最高の日々に変えてくれたんです。
中学校、高校に通うすべての子どもたちに、『ジョシー』のような人と出会える機会ができることを願っています。
ベスト・バディープログラムの大使として、私の個人的な目標、夢は世界中のあらゆる中学校と高校でベスト・バディープログラムが行われるようになることです。」
(出典・画像:米Chicago Tribune
友だちになるきっかけは、こうした作られたものでも良いと思います。
困っている人、役に立ちたい人、どちらにとってもまず出会わなければ始まらないので。
そして友だちになれればいいですし、なれなくてもいいでしょう。
ただいつまでも、ボランティア友だちなのであれば、ボランティアか友だちかははっきりしてください。
そうでないと大きな精神負担になってしまいます。
日本の学校でも、ぜひ行ってほしい取り組みだと思います。
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(チャーリー)

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