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発達障害はシリコンバレーが生まれた時からシリコンバレーの一部

time 2016/08/30

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

発達障害はシリコンバレーが生まれた時からシリコンバレーの一部
  • 1. 発達障害の方が、どのような仕事に向いているのか?
  • 2. 発達障害の方が働く際に必要な配慮や環境は何か?
  • 3. マイクロソフトのような大手企業が発達障害の方に雇用を提供するプログラムは、どのような効果があるのか?

コリー・ウェイスは身振りをして伝えたり、まわりとやりとりをすることが得意ではありません。
しかし、コンピュータ分野は得意です。
発達障害の方にみられるすごい集中力によって、ウェイスは若いコンサルティング企業のマインドスパークでトップのアナリストです。
子どもの頃に発達障害と診断された27歳のウェイスが言います。
「細かいところも考えられることが私の強みです。集中できるんです。」
ロサンゼルスの近くの海の街サンタモニカに位置するマインドスパークは企業向けソフトの試験のために発達障害の人を雇用しています。
この会社では3年間をかけて変わってきました。今はFoxネットワークなどを顧客としています。
マインドスパークは高機能自閉症の方を探し求めていることを世界に向けて発信をしました。
まわりとのやりとりが苦手てでも、平均してコンピュータ技術に関わる仕事では優れていると創業者の一人のチャド・ハーンが言います。
「たくさんの才能をもつ人たちがいます。多くの人たちはそれに気づいていません。
これは、社会を変えるモデルになります。
企業はもっとうまくできるはずです。」
マインドスパークでは27人のアナリストを雇用しています。5人はフルタイムです。
仕事に対する、発達障害の方たちの不安などをケアするようにしていています。
パートタイムで働くほうを好む方たちもいます。
アナリストは年に35000ドルを稼ぎます。シニアアナリストになると50000ドル近くになるとマインドスパークは発表しています。
ソフトウェアの試験にはスキルが必要だとハーンは言います。
高機能自閉症の方たちがもつ細かいところへの注意、パターン認識、そして集中力。
ps2 ps3
 
「多くの発達障害の方は働く機会に恵まれていません。働きたいと願っていても。」
マジソンハウス発達障害基金のデレクター、デシリー・カメカが言います。
「企業が発達障害の方が必要とすることに配慮した環境を作れるようになることが重要です。
多くの発達障害の方にとって、「通常」な方に当たり前の仕事環境は、とても負担になります。」
 
エボリブリ・コンサルティング社の創業者のジョンストン・タイラーには、高機能自閉症の息子がいます。
彼女は、いろいろな発達障害の方「知的多様性」にこたえる働く場所を求めていました。
「くさりでつながれたような、多様性がないところしかありませんでした。それでは全く違います。」
発達障害はシリコンバレーが生まれた時から、シリコンバレーの一部であることを彼女は言います。
57歳の母親はパロアルトで学生であった頃、自分のクラスメイトが、発達障害とは思われずに「おたく」だと思われていたことを思い出します。
「シリコンバレーは知的多様性によって生まれました。なのでここに会社を作りました。」
エボリブリ・コンサルティングは、知的多様性の人たち就業に特化した会社です。
発達障害の方にとって配慮された働く環境をつくると、課題から利益を生み出せる、すごく素晴らしい働き手を雇うことができます。
コンピュータサイエンスの分野では、発達障害とされる方がふつうの人とされていたりします。芸術やメディアの分野でも。
シリコンバレーの企業が、デバッグなどの作業の一部ではなく、長期雇用の門戸を開くようにチャレンジしたいと彼女は言います。
「シリコンバレーの企業たちがふさわしい働き手を探している時に、私たちはすでにその働き手を知っているのです。
しかし、少し違うというだけで、雇用しようとしません。」
発達障害の方には、働くためのスキルはあるものの、生活の基本、眠る、食べる、決められた時間に会社に行くことにトラブルがあったりします。それも、問題の一つになっています。
 
マイクロソフトでは昨年から、発達障害の方のフルタイム雇用を目的とした試験プログラムを昨年から始めました。
マイクロソフトによるこのプログラムの発表では、発達障害の方の80%が雇用されていません。
多くの方には働ける能力があり、科学、数学、技術開発分野においては優れた能力があるにもかかわらず。
ソフトウェアの試験とプログラミングの仕事を発達障害の方に提供する、デンマークを拠点とするスペシャリスターン基金とマイクロソフトとで行っています。
 
(出典・画像:Psys.org
新しいものごとは、その時代に一般とされる考えから離れたところから生まれます。となると、その時代の一般的ではない方から生まれやすいはずで、「新しい」を生むには、一般的でない方も含む多様性が必要です。
シリコンバレーの始まり、そして今も、多様性があることは間違いないはずです。
新しいことを生む多様性、その多様性の中に「発達障害」とされた方が含まれるのは当然のことですね。
 
その能力をコンピュータを使ったCGに活かしている方々もいます。
キャプテン・アメリカとアベンジャーズを支える才能
 

(チャーリー)


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