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自閉症の子をもつ母親として私には容認できない言葉があった

time 2020/01/29

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の子をもつ母親として私には容認できない言葉があった

私は最近、自閉症スペクトラムの小さな男の子をもつお母さんとネットで交流していました。
私は長い間、息子の家庭教師を探しています。
私は自閉症の子どもたちに教えたことがある人に特にお願いしたいと考えていました。
そのお母さんは現在、自閉症の子どもたちがいる幼稚園でも働いているといいます。
けれど、自閉症の子をもつ母親として私には容認できない言葉がありました。
「だけど」
「自閉症」と「頭が良い」の間に使われた言葉です。
彼女は特に気にしていなかったでしょう。
けれどそのために、自閉症と診断されていることが理由で評価されない子どもがたくさんいるのです。
たしかに自閉症の人の多くは「頭が良い」ではありません。知的障害を抱える人も少なくありません。
しかし、とても素晴らしい才能をもっている人もいます。
私たちが誰かの才能の気づかないのなら、私たちのせいです。彼らのせいではありません。
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私はとても簡単そうなことでも息子が苦労しているのを見てきました。
一方で、いたずらでも驚かされますが、もっている知性にも驚かされることがあります。
「自閉症」と「頭が良い」の間に使われた「だけど」は、私たちが自分の考え方や行動と異なる人を理解できていないことのサインです。
私たちのせい、私たちが不十分なのに、彼らのせいにし、そのままにしているのです。
しかし、自閉症やその他の障害をもつ子どもたちが自分や自分の可能性を信じないようになってしまう、それを放置しておくことは私にはできません。
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自閉症の人たち自身が、自閉症による困難をかかえながら、自閉症に対するそんな見方に対抗するのは本当に難しいことです。
なので私たちが自閉症の人たちをサポートし、そして信用するのです。
自閉症はいくつかの点で人に影響を与えます。
それでも、影響を与えないところもあります。それを信じなければ正しくないでしょう。
「だけど」と言う必要がない、自閉症の人のもつ能力の理解と機会を提供するマインドセットを私たちがもたなければなりません。
(出典:米Autism Support Network)(画像:Pixabay
その真意には賛同します。
が、言葉のやりとりにおいて相手はそれほど考えてもいないこともあり、深く考えをめぐらすよりも些細なままにしておいたほうが良かったりもします。
戦うところはそこではない。と時間が経つと気づいたりするので。
また、直接相手に言うよりも、こうしてネットに書くのは本人にも社会にも良いと思います。
『発達障害の人』『発達障害がある人』どっちを使うべきか問題

(チャーリー)


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