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米国大学で行われている発達障害の学生へのメンタープログラム

time 2020/02/21

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米国大学で行われている発達障害の学生へのメンタープログラム

米セントノーバート大学の発達障害である自閉症スペクトラム障害の学生に対する支援が、アメリカ国内で知られています。
ハンナ・バウアーは、マデリン・マーティンとの友情に深く感謝しています。
「マデリンと話ができることは素晴らしいです。
すばらしい友情です」
そうハンナは言います。
ハンナは自閉症です。セントノーバート大学のASDサポートプログラムの対象となっている10人の学生の一人です。
プログラムの対象となっている自閉症の学生は、マデリンのようなピアメンターをもちます。
一週間に2回、30分間会って話します。
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マデリンは友情を築けるだけでなく、ソーシャルワークでのキャリアにつながる素晴らしい機会だと捉えています。
毎月、プログラムの学生とメンターとで社交イベントもあります。
「一緒に食事に出かけたり、映画やバスケットボールの試合を見たり、夜にゲームをしたりします。
複数人でのグループの活動にまでなっていきます」
そうセントノーバート大学のカウンセリングおよびキャリア担当ディレクターであるブルース・ロバートソンは言います。
ブルースがこのASDプログラムを始めました。
ブルースの長男は自閉症です。
自閉症の子をもつ親が子どもを学校に送り出すときの恐怖をよくわかっていました。
「自閉症の子の多くの親は、大学でやっていくことができるだろうかと心配しています。
友だちはできるのか。
私たちは大学を、子どもたちが家を出て、自立するまでの最適な機会にしたいと考えました。」
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自閉症をかかえる学生がそうでない学生に比べて学校を中退する率は高いものとなっていますが、セントノーバート大学ではこの取り組みが行われて以来そうではありません。
この取り組み、ASDプログラムのおかげで人生が変わったとハンナは言います。
笑顔でこう言います。
「自閉症をかかえていても、それはあなたを成長させることに役立ちます。
失望することはありません。
そうであるからこそ、強くなることができます」
(出典・画像:米abc2
困難をかかえる自分の子どもが初めての学校生活を過ごすときに、良い友だちがいてくれたら安心できます。
最初は友だち的な存在であっても、本当の友だちにもなっていくのでしょう。
発達障害の少年の最悪の日々を最高の日々に変えた最高の友だち

(チャーリー)


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